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韓国:晋州医療院廃業条例、「かっぱらい」通過
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晋州医療院廃業、対話しようと言いながら「かっぱらい」通過

慶尚南道議会の常任委でかっぱらい、18日に本会議上程…労組「国民的抗争で答える」

ユン・ジヨン記者 2013.04.13 10:16

慶尚南道議会の文化福祉委員会与党議員が「慶尚南道議員設立および運営条例 一部改正条例案」をかっぱらい通過させた。

彼らは4月12日夜8時30分頃、野党議員二人を暴力で制圧した後、晋州医療院法人 解散を骨子とする条例改正案を可決した。

この過程でセヌリ党の議員たちは条例案の上程を阻止するために委員長席を占拠 したキム・ギョンスク民主党議員とカン・ソンフン統合進歩党議員などの女性 議員二人を取り囲み、小競り合いになった。金議員とカン議員は小競合いの末に 救急車で病院に運ばれた。

慶尚南道議会文化福祉委の与党議員は12日午前に全体会議を開き、条例改正案 を通過させる予定だった。だが午前に始まった野党議員の議長席占拠などの 反発で、会議が開けなかった。

文化福祉委与党議員の「かっぱらい」で、条例改正案は18日に開かれる慶尚南道 議会本会議に上程される。現在、道議会議員57人のうちセヌリ党所属の議員は 39人で過半以上を占めており、本会議でも与党議員が条例改正案最終通過を強行 する可能性がある。

今回の与党のかっぱらい通過で、晋州医療院廃業の対立はさらに高まる展望だ。 特に、条例案がかっぱらいで通過した12日は、晋州医療院正常化のために労使 が二回目の対話を始めた時点で、野党圏および市民社会と労働界などの反発は さらに深まりそうだ。

保健医療労組は声明で「暴力と不法を動員して晋州医療院を廃業するのなら、 われわれは全国民的抗争で答える」と強く批判した。

労組は「表では正常化方案も対話すると言い、裏では晋州医療院廃業を強行す るために不法と暴力まで動員する洪準杓(ホン・ジュンピョ)道知事の二重性が はっきりわかった」とし「(かっぱらい通過は)慶南道庁公務員が直接介入した 中で、セヌリ党の議員と慶南道庁公務員が共に行った不法かっぱらいであり、 暴力蛮行だ」と声を高めた。

民主労総も今回の条例のかっぱらいが公共医療にナイフを突きつけるものだと し、総力対応をすると明らかにした。民主労総は13日、声明で「今日の暴挙は 国民的な非難と怒りをあおるだけで、問題解決どころか事態を激化させるだけの 挑発行為であり、今後の事態のすべての責任は彼らにある」と警告した。

また「労組は交渉に最善を尽くして医療院正常化のための具体的方案を提示す るといったが、医療院使用者側と慶尚南道は背中でナイフを取り込んでいたこ と」としながら「欺瞞的で暴力的な方式で処理された条例改正案は認められな い」と強調した。

一方、晋州医療院汎国民対策委と民主労総は、13日に昌原で汎国民大会と全国 労働者大会を開き、全面闘争を宣言する計画だ。民主労総は「われわれは総力 対応をする。今日の全国労働者大会は、社会の公共性を守る民主労総の闘争の 信号弾になる」と明らかにした。

保健医療労組も「今日、朴槿恵政権と洪準杓慶南道知事の公共病院失脚に対抗 し、全面闘争を宣言し、4月16日に光化門でキャンドル闘争を始める」として、 「また4月18日に予定された慶尚南道議会本会議で晋州医療院廃業条例案が強行 されないよう、すべての闘争力を総動員する」と強調した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-04-15 14:46:03 / Last modified on 2013-04-15 14:46:03 Copyright: Default

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