韓国:慶尚南道議会本会議が霧散 | |
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慶尚南道議会本会議が霧散...晋州医療院廃業29日に処理可能民主労総「状況が終わったわけではない」...20人の患者問題も残る
ユン・ジヨン記者 2013.04.19 11:22
晋州医療院廃業条例案をめぐる慶尚南道議会与野交渉が最終的に決裂し、慶尚南道議会本会議が流会した。 慶尚南道議会与野交渉団は4月18日夜、「条例案を本会議に上程するものの、 2か月間審議を保留して6月の臨時会で処理する」という内容を骨子とする暫定 合意案を導出したが、セヌリ党議員側がこれを拒否し、交渉が決裂した。 条例改正案のかっぱらい処理を防ぐために野党と労組、市民社会は与党議員の 本会議場入場を阻止し、結局、本会議処理期間の深夜12時をすぎて会議は自動 流会になった。 とりあえず条例改正案の本会議上程は防いだ形だが、早ければ29日の臨時会で 案件が処理されることもあり、対立は続く展望だ。もし臨時会までに慶尚南道 議会で与野合意がなされなければ、廃業事態の長期化も避けられない。 民主労総は19日に論評を通じ「状況は終わったわけではない」とし「4月29日に 臨時会議が招集されており、責任者の洪準杓(ホン・ジュンピョ)道知事の立場 が変わらなければ、状況はさらに悪化する。万全の態勢で最後まで晋州医療院 を守るために努力する」と明らかにした。 直ちに入院患者の問題や医師、介護士の契約終了問題も残っている。現在晋州 医療院には約20人の患者が残っている。だが21日、晋州医療院療養病院分院長 などの医者の契約満了と24日には介護士の契約終了時点が近付いており、 事実上、療養病院の実質的な休廃業問題が起きる展望だ。 健康権実現のための保健医療団体連合は声明で「このままで行けば、病院は実 質的な廃業状態に入る」とし「こうした状況では閉院撤回と病院正常化のため の実質的な交渉は不可能か、難しくなる」と憂慮した。 続いて彼らは、△慶尚南道は晋州医療院休業を撤回して運営を正常化すること、 △保健福祉部は遅滞なく晋州医療院業務開始命令を下すこと、△保健福祉部は 患者の死亡の件と退院患者への現場調査を直ちに実施することを要求した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
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