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「社会福祉士にも福祉を」

社会福祉士、毎月一人の割合、今年だけで三人自殺

カン・ヘミン記者 2013.03.22 11:28

▲福祉市民団体が21日午後6時保健福祉部の前で記者会見を行い社会福祉士の相次ぐ自殺に対する政府の謝罪と対策を要求した。[出処:ビーマイナー]

社会福祉士の相次ぐ死に対し、政府の対策を要求する記者会見が開かれた。

私が作る福祉国家、世の中を変える社会福祉士、私たちの福祉市民連合などの 福祉市民団体は、3月21日午後6時、保健福祉部の前で記者会見を行って、これに 対する謝罪と対策を要求した。

1月31日竜仁で社会福祉士が投身自殺したのに続き、2月には城南市の社会福祉 公務員が自殺した。そして3月19日、蔚山で30代の社会福祉士が自殺した。今年 になって、毎月一人、三人が自ら命を絶った。彼らの自殺原因として、過重な 業務が指定されている。

この日の記者会見で、私が作る福祉国家のチェ・チャンウ共同運営委員長は、 「今回自殺した社会福祉士は、2405世帯、4127人を、彼と1人の同僚職員の2人 で管理した。夜12時を越える退勤は茶飯事だった」とし「彼の遺書には『荷が 重すぎる』と書かれていた」と故人の過重な業務環境を伝えた。

世の中を変える社会福祉士のキム・ジェフン幹事は「社会福祉士が激務に苦し んでいるのは、最近のことではない」とし「各種のバウチャー事業をはじめ、 最近は5歳以下の保育費支援、中高校保育費支援などの追加業務が社会福祉公務員 の負担になり、彼らの人生をさらに苦痛に追いやった」と明らかにした。

これまで社会福祉を専門に担当する公務員は、公共扶助、障害年金、老齢年金、 活動補助・長期療養・児童などのバウチャー業務、請願業務などを担当していた。

さらに最近になって5歳以下の保育費支援、教育費支援などの業務が追加され、 業務過多はさらに深刻になった。

また、主に発給業務をする一般行政と違い、福祉サービスは必要な人々を対象 にする対人サービスだという業務の特性が彼らをさらに苦しめているという。

キム幹事は「民間企業では、人を勝手にクビにして深刻な苦痛に追いやるが、 彼らは職場を失ったわけでもないのに自殺した」とし「業務現場の苦痛を政府 は直視しろ」と声を高めた。

キム幹事は「今日、福祉部の青瓦台業務報告で勤務条件を改善し、ケアサービ スの処遇を改善しようという話があったが、こうした抽象的な言葉ではなく、 彼らがなぜ自殺したのか具体的に調査した後、代案を提示して、政府は遺族に 謝罪しなければならない」として「これは自殺ではなく社会的他殺」とし、 政府の謝罪を要求した。

私が作る福祉国家のイ・サンホ事務局長も、社会福祉士の業務の過多を話し、 「社会福祉サービスを提供する社会福祉士にも福祉が必要だ」と強調した。

福祉市民団体はこの日、報道資料で「現在、社会福祉専担公務員の数は約1万4 千人で、これは政府全体の規模と較べればあまりにも恥ずかしい数」とし、 「これはわが国の政府が脆弱階層のための政府としていかに貧弱なのかを如実 に証明する」と批判した。

これらの団体は、△福祉部長官は社会福祉公務員連鎖自殺事件に対し、対国民 謝罪すること、△福祉部は社会福祉公務員の過度な業務量が50%以上軽減する ように直ちに措置すること、△福祉部は社会福祉士の労働安全権と生命権を保障 すること、△福祉部は社会福祉士の悲劇的事件の再発を防ぎ、社会福祉士の処遇 改善のための総合対策を樹立すること、△福祉部長官は社会福祉士がどんな待遇 の下で働くべきかについての所信を明らかにすることなどを要求した。(記事提携= ビーマイナー)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-03-23 04:09:17 / Last modified on 2013-03-23 04:09:18 Copyright: Default

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