韓国:福祉部主催の障害者の日イベント、会場外で抗議デモ | |
[MenuOn] Home | ニュース | イベント | ビデオ | キャンペーン | 韓国 | コラム | About | Help [login ] | |
招待もされない者たちの「障害者の日」イベント福祉部主催の障害者の日イベント、会場外で抗議デモ
キム・ガヨン記者 2011.04.20 15:16
4月20日午前11時、保健福祉部が主催する31回障害者の日行事を行ったソウル市 孝昌洞の白凡記念館の外で、障害者と障害児父母の抗議デモが行われた。 ▲イベント会場入口で警察に阻止され入れない420障害者差別撤廃共同闘争団所属障害者. ▲出入りを阻止し、移動を制限する警察。 障害者の日イベントの会場に入ろうとした420障害者差別撤廃共同闘争団所属の 障害者約30人と障害児父母約50人は、招待されていないという理由でイベント 会場の入口で出入を阻止された。この過程で警察の過度な鎮圧で障害者が乗っ た電動車椅子が破損するなど、物理的な衝突が起きた。 障害児童福祉支援法制定などを要求して釜山からソウルまでの約600kmを徒歩で 行進し、ソウルに到着した釜山障害者父母会・機張海雲台支会のイ・ジンソプ 支会長と息子のイ・ギュンド氏は、障害者開発院から公式に招請されていたの にイベント会場に入れなかった。 ▲障害者開発院からイベントに招請されてもイベント会場に入れないイ・ギュンド、イ・ジンソプ親子 イ・ジンソプ支会長は「私たちがメディアに露出し始めると、まず障害者開発 院から連絡がきた」とし「正式に招請されVIP 60番、61番の座席をもらったが、 (イベント会場入口で)招待されていないというのだからひどい」と明らかにした。 イ支会長は「障害児童福祉支援法制定を要求してソウルまで歩いてきたのに、 福祉部に反対の立場だから遮断されたようだ」とし「障害者界の念願である障 害児童福祉支援法と国民基礎生活保障法さえ無視する福祉部は政府の操り人形」 と怒った。 ▲障害者の日イベント会場外で障害児童福祉支援法制定を叫ぶ障害者の親 ▲イベント会場外で涙涙ぐむ障害児の親. 車椅子に乗った障害者たちはイベント会場の入口で警察の盾に塞がれ、進入そ のものができなかったが、障害児の父母約50人はイベントが行われているコン ベンション記念ホールの前まで進入して、障害児童福祉支援法制定を要求した。 イベント会場に入ろうとする障害児の父母と障害児童を警察が強制的に引き出 し、障害児童が泣きわめいた。 全国障害者父母連帯(以下 父母連帯)のク・ギョヒョン組織局長は「今、中では 美しいイベントが進めているが、障害者の現実はそれほど美しくない」とし 「福祉部は障害者の日、障害者のためと言って障害者イベントをしているが、 先週、国会で国民基礎生活保障法と障害児童福祉支援法を最後まで受け入れな いと言ったのが福祉部の本質であり障害者の現実」と強調した。 忠北から来た父母連帯のミン・ヨンスン副会長は「福祉部では障害児童は人と 認めないのに、今、障害者の日だとショーをしている」とし「子供たちは法が なく、法の保護を受けられない。ぜひ障害児童福祉支援法を作らなければなら ない」と怒った。 一方、午前11時、白凡記念館のコンベンションセンターで進められた「第31回 障害者の日」記念式には、視覚障害者歌手のキム・ジホ、スーパースターK出身 のホガクなどが祝賀公演を行った。(記事提携=ビーマイナー) ▲障害者の日イベント会場内。今年の障害者賞を授賞している。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2011-04-21 06:12:40 / Last modified on 2011-04-21 06:12:46 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |