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韓国:現代製鉄、「最悪の殺人企業」に選定
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現代製鉄、「最悪の殺人企業」に選定

9日「2014年の殺人企業トップ10」を発表…建設以外に鉄鋼業種で初

キム・ヒョンソク金属労働者編集局長 2014.07.09 19:51

現代製鉄が鉄鋼業で初めて 「殺人企業」の1位になる不名誉を抱いた。

「労災死亡対策用意のための共同キャンペーン団(以下 共同キャンペーン団)」は 7月9日午前、ソウル市の清渓広場で労災死者数が一番多い10の企業を発表し、 「2014年最悪の殺人企業」に現代製鉄と大宇建設を選定した。

共同キャンペーン団は、現代製鉄と大宇建設が発注元の事業場で2013年の1年間、 それぞれ10人の労働者が労災で死亡し、 重大災害死亡者数共同1位になった二つの会社を 「最悪の殺人企業」に選定したと明らかにした。

▲労災死亡対策用意のための共同キャンペーン団は7月9日午前、ソウル市の清渓広場で労災死者数が最も多い2014年最悪の殺人企業に現代製鉄と大宇建設を選定した。[出処:金属労働者キム・ヒョンソク編集局長]

2013年の重大災害死者数によって共同キャンペーン団が選定した「殺人企業トップ10」は、 現代製鉄を除きすべて建設業種だ。 共同キャンペーン団が2006年から毎年選定してきた「最悪の殺人企業」で、 現代製鉄は鉄鋼業から唯一名前を連ねた。

共同キャンペーン団は記者会見文で 「雇用労働部が2013年に現代製鉄で行った特別安全点検の結果、 産業安全保健法違反件数は1123件」で、 「生産を増やすため、法を無視し、安全は後まわしだった」と批判した。

民主労総のイ・サンジン副委員長は 「韓国はOECD国家労災死亡率1位の汚名を被っている間に 政府と国会を信じた労働者は死を迎えている」とし 「労働者自らが安全社会を作るために戦う」と話した。

労働健康連帯のユ・ソンギュ政策委員は 「構造の問題を解決しなければ、労働者の死の行列は止まらない」とし 「制度を補完するために、ぜひ企業殺人法を制定しなければならない」と強調した。

▲2013年重大災害死者数により共同キャンペーン団が選定した殺人企業トップ10には現代製鉄以外はすべて建設業種だ。共同キャンペーン団が2006年から毎年選定してきた最悪の殺人企業に現代製鉄は鉄鋼業種から唯一名前を連ねた。[出処:金属労働者キム・ヒョンソク編集局長]

共同キャンペーン団は特別賞に、規制改革委員会を選定した。 共同キャンペーン団は 「規制改革委員会は法令を審査し、改善を勧告するなど、 行政府の機能を越える超憲法的な機関だと批判されている」とし 「安全よりも利益を優先し、越権を行う規制改革委員会に対する社会的世論を喚起させたい」と明らかにした。

今年、共同キャンペーン団には 民主労総、韓国労総、毎日労働ニュース、労働健康連帯、正義党などが参加した。 共同キャンペーン団は、2006年から毎年、雇用労働部の重大災害発生現況報告資料を参照し、 「最悪の殺人企業」を選定して労災死亡の深刻性を知らせている。 (記事提携=金属労働者)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-07-10 13:46:28 / Last modified on 2014-07-10 13:46:28 Copyright: Default

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