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韓国:現代製鉄の社内下請非正規職がまた労災死
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現代製鉄の社内下請非正規職がまた労災死亡...「格別な措置」が必要

昨年現代製鉄12人の労災死亡に続き...鄭夢九「安全最優先」は虚構だったか

ユン・ジヨン記者 2014.06.12 09:24

現代製鉄でまた非正規職労働者が死亡する事件が発生した。

6月11日午前10時頃、 現代製鉄順天工場で働いていた労働者キム某氏が圧延ラインを整備している時に機械装置が動き出し、狭まれて死亡した。 キム氏は現代製鉄順天工場社内下請業者のエスワイテク所属の非正規職労働者だ。

現代製鉄では昨年だけでも12人の労働者が労働災害で死亡した。 続く労災死亡事故で社会的な問題になり、現代製鉄は昨年末、 対国民謝罪を発表した。 だがまた労災死亡事故が発生したことで、 現代製鉄の作業環境に対する格別の措置が必要だという声が高まっている。 特に現代製鉄は労災死亡後、数時間で生産ラインを稼動させたと言われ、 労組の反発を買っている。

キム某氏など非正規職労働者2人はこの日、圧延ラインの油除去作業に投入された。 この過程でキム氏は機械装置の下についた油を除去している途中に機械が動き出し、 狭まれて死亡した。金属労組によれば、当時、作業は現代製鉄順天工場設備管理チームが指示していたという。 その後、下請企業チーム長を通じ、非正規職労働者に作業の指示が伝えられた。

だが生産を担当する元請操業チームが生産ラインを止めなかったため、惨事が発生した。 非正規職労働者が整備作業にしていた地下の現場にはCCTVも設置されていないと知らされた。 その上、死亡事故が発生してから数時間でまた会社が生産ラインを稼動させ、論議がおきている。

金属労組は「死亡事故が発生したのに、現代製鉄はわずか数時間で生産ラインを稼動させ、 労働組合の強い制止でラインを止めた」とし 「これは、現代製鉄が労働者、特に非正規職労働者の命をどう思っているかを示す苦々しい断面」と批判した。

事故以後、労組は今回の死亡事故が現代製鉄の浅薄な経営哲学が呼んだ惨事だと強く反発している。 労組は「昨年、現代製鉄唐津工場では窒息、墜落、過労などで死亡した労働者は10人ほどになり、 鄭夢九(チョン・モング)現代車グループ会長は2月に現代製鉄に安全関連の予算と人員を大幅に増やすよう指示した」とし 「だが今回の事故で、現代製鉄の経営哲学は今も生産第一主義から抜け出せないことが確認された」と指摘した。

続いて「労災事故を防ぐには、非正規職労働者を消耗品のよう扱う現代製鉄の経営哲学を変えなければならない」と強調した。

また金属労組は、現代製鉄が今回の事故原因の徹底した調査と再発防止対策用意のための協議に誠実に出るべきだとし、 △安全保健関連の団体協約を元下請で同一に適用、 △元下請の労災補償に同一基準を適用、 △危険露出時に下請け労働者に作業中止権を保障することを要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-06-12 22:48:01 / Last modified on 2014-06-12 22:48:01 Copyright: Default

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