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韓国:産業安全保健の日「イラク戦争の死者より多い労災死」
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産業安全保健の日「イラク戦争の死者より多い労災死亡」

民主労総シン・スンチョル委員長、記念式で政府批判...民主労総ピケッティング進行

ユン・ジヨン記者 2014.07.07 13:30

7月7日に開かれた産業安全保健の日の記念行事で民主労総のシン・スンチョル委員長は 「労働者たちは政府と企業をはじめとする労災予防機関に不信と冷笑を送っている」と、 強く批判した。 民主労総はこの日の記念式イベント会場の近くで労災死亡処罰強化特別法制定などを要求するピケッティングを行った。

[出処:労働と世界ピョン・ベクソン記者]

雇用労働部と安全保健公団は7月7日からの一週間を「産業安全保健強調週間」に設定し、 各種のイベントを開く。 7日には三成洞コエックスで「第47回産業安全保健の日記念式」を開いて安全保健活動優秀企業の「優秀事例発表大会」等を行った。

この日の記念式に参加した民主労総のシン・スンチョル委員長は、 参加者に「250万の特殊雇用労働の労災はあらわれない。 80%以上の労災が隠蔽される現実で、災害率の減少は無意味な数字だ」と強く批判して、 政府に安全保健分野規制緩和の原状回復と法改正を要求した。

シン委員長は記念式の祝辞で 「たった1人も救えなかったセウォル号惨事がおきてから80日経った。 その上、その後も第2、第3のセウォル号惨事が続く現実には大きな変化はない」とし 「鉄道事故、地下鉄追突、病院火災、ターミナル火災、タワー崩壊、デパート崩壊、製造業重大災害など、至る所がセウォル号の現場だ」と声を高めた。

続いて「イラク戦争の死亡者より多い2400人の労働者を毎年死に追いやる労災死亡は、 労働者の死だけでは終わらない」とし 「事業場安全の崩壊は、結局セウォル号惨事につながり、 国民すべての生命と健康を威嚇している」と批判した。

またシン委員長は 「事業場の安全の崩壊が国民的な災難につながるという事実を自覚して、 深く反省して換骨奪胎しなければならない」と指摘して、 △安全保健分野規制緩和原状回復、 △労災死亡処罰強化特別法制定、 △下請け非正規労働者労災予防のための法改正、 △労災隠し根絶を提案した。

[出処:労働と世界ピョン・ベクソン記者]

民主労総、パノルリムなどで構成された 「労災保険50年、働くすべての人々の労災保健と安全な権利のための共同行動」は、 7月2日にコエックス前で記者会見を行い、 労災保険改革十大要求を発表した。

彼らは10項目の改革要求として、 △すべての労災を認定、 △健康保険と同じ簡単な労災保険制度に、 改革△特殊雇用、海外現場労働者にも差別ない労災保険適用、 △公団の立証責任強化、 △労災保険審査、承認体系の改革、 △治療費全額保障、労災労働者の職場復帰法制化、 △労災病院の公共性強化、 △大企業労災保険料の減免制度廃止、 △労災保険財政の政府出資の約束履行を要求した。

なお民主労総をはじめとする市民社会は、 7月9日、2014年の殺人企業選定式と労災保険50周年記念 「労働者が見た労災保険実態と改革方案」の討論会を開く予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-07-08 18:41:23 / Last modified on 2014-07-08 18:41:24 Copyright: Default

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