韓国:職業性ガン集団労災申請百件を越える | |
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職業性ガン集団労災申請百件を越える29日に4次提出…職業性ガン認定の基準を要求
キム・サンミン(金属労組) 2012.05.30 12:32
金属労組(委員長パク・サンチョル)が2010年から進めてきた職業性ガン集団 労災申請の件数が百名を突破した。労組は5月29日、ソウル市永登浦区の勤労 福祉公団前で記者会見を行った後、4次職業性ガン集団労災申請を提出した。 今回追加で提出した人は31人。3次までに提出した80件を含み、申請者は111人に 増えた。 ▲5月29日勤労福祉公団の前で開かれた職業性ガン4次集団労災申請記者会見の参加者が職業性ガン労災認定を要求するシュプレヒコールをあげている。[出処:金属労組キム・サンミン] 労組は記者会見で肺ガンや血液ガンに対してのみ職業性ガンの労災が承認され ており、他のガンは全て不承認処分が下されたと明らかにした。コ・インソプ 労組労働安全保健室長はこれに対して「最近、韓国でも労働者は、現場の有害 物質で多様なガンにかかるという認識が高まっているのに、勤労福祉公団は 職業性ガンを認めようとしない姿を見せている」と指摘した。 チョン・ヘギョン民主労総副委員長は特に「世界保健機構(WHO)は、現場で発見 された発ガン物質が肺や血液の他にも脳、皮膚、食道、肝、腎臓、膀胱、乳房 など、多様な部位にガンを誘発すると警告している」とし「勤労福祉公団は亀 のような歩みをしている」と皮肉った。 ▲29日金属労組職業性ガン集団労災申請記者会見の参加者が現場の発ガン物質で発病するガンの多様性を見せるパフォーマンスをしている。現在勤労福祉公団は肺ガンと血液ガンだけを労災と認定してきた。[出処:金属労組キム・サンミン] 記者会見の参加者は、政府と勤労福祉公団に、△発ガン物質代替義務を付与す るように産業安全保健法改正、△職業性ガン労災認定基準用意および徹底した 疫学調査実施、△労働者に雇用期間だけでなく退職後も有害物質への露出およ び健康状態を管理する制度を要求した。また企業にも、すでに代替物質が開発 されている場合、発ガン物質の使用を禁じることを要求した。 労組は2010年から職業性ガン申告を受け付け、これを集めて昨年4月1次職業性 ガン集団労災申請を提出した。昨年12月3次までの集団労災申請80件のうち、 労災が承認されたケースは5月現在で12人で、11人は不承認処分だった。残りは まだ審査中だ。(提携=金属労働者) ▲29日職業性ガン4次集団労災申請記者会見に参加したある組合員が勤労福祉公団職員に労災申請書類を提出している。[出処:金属労組キム・サンミン] 翻訳/文責:安田(ゆ)
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