韓国:毎日6人が仕事で死ぬ...労災追慕委発足 | |
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毎日6人が仕事で死ぬ...労災追慕委発足韓国はOECD労災死亡率1位、労災死亡労働者に対する市民追慕委員会 発足
ソン・ジフン記者 2012.04.23 16:01
4月28日の労災死亡労働者の日をむかえ、22の市民社会団体と213人の個人により 労災死亡労働者市民追慕委員会が構成された。追慕委員会は23日午前、光化門 世宗文化会館の前で発足を宣布する記者会見を行い、23日から28日までを 追慕週間に定めた。 追慕委員会には、民主労総、参与連帯、青年ユニオン、キリスト社会宣教連帯 会議、韓国労働安全保健研究所、労働環境健康研究所、労働健康連帯などが 参加した。 追慕委員会は記者会見で、△企業は利益よりも労働者の生命と人生を大切にす ること、△政府は企業が労働者生命に対する責任を全うしているか厳格に指導・ 監督すること、△国会は元請企業が下請企業労働者の健康と安全に責任を持つ ように、法と制度を整備することを要求した。 彼らは記者会見文で「産業安全保健法に違反し、労働者を死なせても該当企業 は軽い処罰を受けるだけの現在の法制度の中では、企業が労働者生命を軽く見 ることになる」とし「19代国会が始まると同時に、労働者の安全と健康に対す る無限責任を元請企業に課し、労働者の命を奪った企業は厳罰にする法制度的 な環境を作るために努力する」と主張した。 記者会見に参加した民主労総のチョン・ヘギョン副委員長は「OECD国家中労災 死亡率が最高で、毎年2500人の労働者、毎日6人の労働者が労働災害で死んでい る」と強調し「非正規職労働者、下請労働者が労災と労災保険を受けられるよ うに、法と制度を改革しなければならない」と主張した。 ▲チョン・ヘギョン民主労総副委員長 労働健康連帯のイム・ジュン執行委員長は、「実際に病院に行く労災被害者は 労災統計に把握できていないことも多い」と指摘し、労災被害者が統計値より 多いと指摘した。彼は「職業性ガンにかかって死亡したサムスン労働者や双竜、 KTなど、事実上企業による死といえる解雇、失職、構造調整による自殺や、脳 心血関係の疾患も統計に含まれない」と話した。彼は続いて「労災死亡率は他 のOECD国より3倍近く高いのに、労災は1/5水準」とし、労災と認められず統計 に含まれない災害が実際に多いという点を強調した。 追慕委員会は、元請企業と、政府が労働者の安全と生命を保障する制度的装置 の必要を主張した。追慕委員会は「2008年の利川冷凍倉庫の火災現場で40人の 労働者が命を失ったが、企業は2千万ウォンの罰金を払っただけ」とし、英国で 施行されている『企業殺人法』のような強力な法的装置が必要だと表明した。 追慕委員会は、追慕週間に特講と文化祭オンライン行動などのさまざまな方式 で労災被害者を追慕し、労災防止のための行動を繰り広げる。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2012-04-25 03:31:57 / Last modified on 2012-04-25 03:32:01 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |