韓国:キム・ヨンギュンが死んだ場所で再び労災事故が発生 | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(報告) ・レイバーネットTV(12/11) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班 ・ブッククラブ(2025/1/11) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第97回(2024/12/10) ●〔週刊 本の発見〕第371回(2024/12/26) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/12/19) ●川柳「笑い茸」NO.158(2024/10/26) ●フランス発・グローバルニュース第15回(2024/12/24) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第96回(2024/12/5) ●「美術館めぐり」第6回(2024/12/23) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
キム・ヨンギュンが死んだ場所で再び労災事故が発生骨折した労働者は2時間後に乗用車で病院に移送… 「政府の安易な態度が生んだ事故」
パク・タソル記者 2019.03.05 20:19
故キム・ヨンギュン氏が命を失った泰安火力発電所で再び非正規職労働者が設備に挟まれる事故が発生した。 被害労働者の命には支障がなかったが、 骨折した患者を救急車ではなく乗用車で移送するなど、 事故以後の措置がまた問題になっている。 3月5日、韓国西部発電は4日に泰安火力発電所2号機石炭分配器室で 協力業者の韓電産業開発職員ユン某(48)氏が現場を点検している時にケガをしたと明らかにした。 ユン氏は設備に挟まれて、右の鎖骨を折り、肋骨5本に細かいひびが確認されるなど、 病院で全治6週と診断された。 近くにいた同僚がプルコード(非常停止装置)を引いて設備を止めたため、 さらに大きな惨事は防ぐことができた。 ▲2月5日、党政の故キム・ヨンギュン後続対策合意後に故キム・ヨンギュン市民対策委は記者会見を開き後続対策に対する立場を明らかにした。[出処:故キム・ヨンギュン市民対策委] 民主労総全国公共運輸労働組合は3月5日に声明を出して 「雇用労働部と産業通商資源部など政府の安易な態度が生んだ事故」と批判した。 青年非正規職労働者の故キム・ヨンギュン氏の死亡以後、 故キム・ヨンギュン市民対策委員会と遺族は1〜8号機も作業を中断し、 設備改善と安全診断後再稼働しろと主張してきた。 だが政府は2人1組などのマニュアルをしっかり守るように是正して、 危険があれば稼動の中断を検討するという言葉でこのような要求に対応してきた。 公共運輸労組は「2人1組が惨事は防いだが、根本的に狭窄事故を防ぐ設備の改善が必要だ」とし 「人が挟まれた後に設備を止めるのではなく、 設備に挟まれないような設備の改善が必要だ」と指摘した。 また設備の改善のための時間が必要なので、人員拡充が必須だが、 現在、西部発電などの人員拡充の規模は労働者たちが働くには非常に足りないと批判した。 骨折患者、救急車ではなく乗用車で搬送…下請労働者の事故対処が論議の的公共運輸労組は下請労働者に事故が発生した時に取られた態度が再び繰り返されたとも批判した。 公共運輸労組によれば、被害労働者は事故から2時間後に救急隊の救急車ではなく、 自家用の乗用車で病院に搬送された。 また骨折が発生した状況で控室で写真を撮りながら、時間を浪費した。 公共運輸労組は「これは下請企業で事故が発生した時に、 これを隠すことだけに汲々とする元下請間の支配構造で生まれる必然的問題」と指摘した。 また事故発生報告書に書かれた事故原因についての判断も論議の的だ。 事故発生該当事業所の韓電産業開発は、 今回の労災事故の原因として労働者の判断ミスや安全不感、安全教育不十分をあげた。 だが公共運輸労組は「作業者の不注意にする限り、 労災共和国という汚名は脱ぐことができず、労災事故を減らせない」とし 「設備が運営される間に点検業務を遂行すべき状況なら、 多様な安全装置が労働者を保護しなければならない」と強調した。 一方、故キム・ヨンギュン氏の死亡以後に出された発電所労働者安全のための各種の対策も、 今回の事故により点検が必要だと見られる。 先月「キム・ヨンギュン法後続対策党政協議」によって党・政は 「発電産業安全強化および雇用安定TF」を作りキム・ヨンギュン後続対策を支援すると明らかにしており、 産業通商資源部は「発電部門勤労者の処遇および作業環境安全強化方案」を発表して適正人員補充と安全設備を改善すると明らかにした。 泰安火力発電所の元下請労使は安全な職場を作るためのTFを構成して議論を続けている。 発電産業労組韓電産業開発発電支部泰安支会のチェ・キュチョル支会長は 「今回大きな事故につながらなかったのは2人1組が適用されたという理由が大きいが、 多くの領域で手抜きの2人1組が運営されている。 人員補充はせずに2人1組を運営するので過重な業務につながり、 この場合は事故がおきても事理判断が難しいこともあるが、 この部分についての問題を労働部に提起した」と話した。 チェ支会長はまた「事故がおきれば軽微でも応急センターを使ってすぐに搬送する原則が立てられたが、 現場ではまだ事故を隠そうとする文化が強く残っていることを示す事例」とし 「TFでもこのような点を考慮して安全対策をたてる」と付け加えた。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2019-03-09 16:46:03 / Last modified on 2019-03-09 16:46:05 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |