韓国:起亜車実習生意識不明、遅れた労働部勤労監督 | |
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起亜車実習生意識不明、遅れた労働部勤労監督起亜車事業場勤労監督、実態調査実施...根本的解決の声高く
ユン・ジヨン記者 2011.12.23 11:59
12月17日、起亜自動車光州工場の実習生キム某(18)君が脳出血で倒れる事件が 発生し、雇用労働部のイ・チェピル長官が該当事業場への実態調査と特別勤労 監督を指示した。 雇用労働部は12月22日「雇用労働部光州雇用労働庁は、起亜車光州工場の現場 実習生全員を対象に実態調査を行い、違反事項が発見されれば特別勤労監督に 入る」と明らかにした。 これにより、労働部は事件当時起亜車光州工場で働いていた現場実習生109人を 対象に、勤務形態、勤務時間、延長勤労限度違反などの実態調査を行う予定だ。 また、起亜車光州工場には類似事故の発生を防止するための再発防止対策と 根本的な改善法案を作り、提出するよう指示した。 雇用労働部は「実態調査の結果、法令違反の事項が発見されればすぐに起亜車 光州工場への特別勤労監督を実施し、司法処理など、必要な措置を取る」と明 らかにした。勤労監督実施により、勤労基準法、最低賃金法、産業安全保健法 などの労働関係法令違反を調べ、司法処理をする方針だ。 だが現場実習生の夜間労働、長時間労働などの勤労環境問題は起亜自動車だけ でなく、全ての産業現場で起きているだけに、根本的な解決方案が必要だとい う声も高い。 金属労組は21日に論評を通して「起亜自動車以外にも、多くの事業場に実習生 がいるが、ほとんど放置されている状態」とし「こうした胸痛い悲劇の裏には 長時間労働に頼る後進的な産業構造があり、長時間労働と深夜労働撤廃を叫ぶ 労働者の声を無視した資本と政府の貪欲な無責任がある」と批判した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
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