韓国:労働者10人中8人が睡眠障害 | |
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「労働者10人中8人が睡眠障害」...夜昼二交代で睡眠障害が深刻2100人の実態調査の結果...80%が実労働時間の短縮を望む
カン・ジョンジュ(金属労組) 2011.12.13 14:20
「一度ぐっすり眠りたい」。 実態調査団は夜昼二交代を主とする金属労働者の睡眠健康実態を把握するため、 労組所属事業場の組合員約2100人を対象として4月から11月まで深層アンケート 調査を行った。実態調査団は今回の調査で、睡眠の質と日中過眠症、不眠症な どの睡眠障害症状について確認した。その結果、全回答者のうち1759人 (80.65%)が一つ以上の睡眠障害症状に苦しんでいた。睡眠障害症状がすべて 正常ではないケースも27.3%に達した。 ▲睡眠障害実態調査団は報告書で「交代勤務者が非交代勤務者より睡眠の質が良くなく、日中過眠症と不眠症が非常に深刻で、徹夜労働が睡眠障害を誘発させる重要な要因であることをまた確認した」と強調した。[出処:金属労働者シン・ドンジュン(資料写真)]
特に、今回の調査の結果、夜昼二交代勤務の労働者は非交代勤務者よりも睡眠 習慣がはるかに良くなかった。横になって寝つくまでにかかる時間を尋ねる質 問に、30分以上かかるという回答が非交代勤務者は6.76%だったのに対し、交代 勤務者は16.86%と、3倍近く高かった。一時間以上かかるという項目には、交代 勤務者21人が答えたが、非交代勤務者は一人もいなかった。睡眠の質の点数 (PSQI)を比較しても、交代勤務者の77.69%が睡眠の質が悪いと確認され、59.24% の非交代勤務者より特に高かった。 回答者80%が睡眠障害症状が一つ以上日中過眠症と不眠症項目でも、夜昼体面交代勤務者の60%を越える人々が症状を 体験していると答えた。勤務時間が日常活動に与える影響についての質問にも、 交代勤務者はすぐ眠り気持よく目覚めることはとても難しいという回答が589人 (34.2%)、若干妨害が567人(32.93%)で、回答者の3分の2が困難を訴えた。これ について実態調査団は報告書で「交代勤務者は非交代勤務者より、睡眠の質が 良くなく、日中過眠症と不眠症が非常に深刻で、徹夜労働が睡眠障害を誘発す る重要な要因であることをまた確認した形だ」と強調した。 回答者は現在施行されている夜昼2交代勤務で感じる困難として、健康の問題と 睡眠不足や睡眠妨害を一番多く選んだ。望む勤務形態についての質問には常時 昼間が37.76%、昼間連続2交代が35.72%の順だった。実態調査団は「常時昼間を 望む応答が最も多いのは、現場の労働者が交代勤務そのものの廃止の要求が高 いことを示す」と説明した。 今回の調査では夜昼二交代勤務をしない労働者のかなりの数も睡眠障害を体験 していることが確認された。調査結果では、非交代勤務者の59.2%が睡眠の質が 悪く、67%が睡眠障害症状のうちどれか一つでも正常ではない場合として現れた。 実態調査団は「交代勤務だけでなく、殺人的に強化された労働強度と長時間の 労働、業務ストレス、雇用の不安などが睡眠の質に影響する要因」と指摘した。 回答者一週間平均64時間働く実際にアンケート調査に参加した労働者の勤務時間は、残業・特別勤務を含む 一週間の平均労働時間は63.8時間だった。一日平均10時間労働で1か月平均特別 勤務回数は3.6回と確認された。このような勤務時間が適当かどうかについての 質問に、あまり適当ではないという回答が52.97%、全く適当ではないという応 答が28.04%で、80%以上の労働者が労働時間短縮を望んでいることが確認された。 労組のムン・ギルジュ労働安全保健室長は、「組合員が徹夜二交代労働で苦し んでいることが実態調査の結果でもあらわれた」とし「健康権保護のための法 改正と実労働時間の短縮が必要」と強調した。労組は今後、睡眠障害で苦痛を 訴える労働者を集め、集団労災申請を行う計画だ。すでにソウル行政法院は、 昨年12月に労組に所属する組合員が勤労福祉公団を相手に提起した睡眠障害関 連の療養不承認処分取り消し訴訟で「睡眠障害は昼夜間交代勤務により発病し たと認められる」と判決している。(提携=金属労働者) 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2011-12-13 23:02:47 / Last modified on 2011-12-13 23:03:12 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |