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「ホ・ジュニョンとコレイルが非正規労働者の死亡の責任を取れ」

外注化が原因、「利益とバーターした労働者の安全」

チョン・ヨンギル記者 2011.12.14 15:24

12月9日未明、仁川空港鉄道の線路凍結作業をしていた労働者5人が走ってきた 電車で死亡する事故が発生した。彼らは全員社内下請非正規職労働者だった。 これについて全国不安定労働撤廃連帯などは14日午前11時、ソウル駅西部広場 の空港鉄道入口で「非正規労働者の死亡責任を無視するコレイル空港鉄道糾弾」 記者会見を行った。

9日に起きた事故について、警察は下請業者作業班長と機関士に事前拘束令状を 申請した。命を失った労働者は仁川空港鉄道公社下請業者のコレイルテックに 所属していた。空港鉄道公社と警察は『総合管制室の承認を受けずに入って、 作業したこと』がこの事件の原因だと明らかにした。また下請業者のコレイル テックの安全管理監督責任者が作業現場に同行しなかったことが問題だと指摘した。

これについて全国不安定労働撤廃連帯のヤン・ハヌン代表は「空港鉄道公社が コスト削減を理由に線路維持補修業務を外注化した。少ない人員で多くの仕事 をするように労働者を追い立て、下請業者という理由で運行情報ももらえなかっ たことが原因」とし「外注化で節減される費用は下請業者労働者の安全のため の費用」とし、空港鉄道公社と警察の主張に反論した。

全国鉄道労組のパク・テマン首席副委員長は、「今回の事故は鉄道公社の人員 削減、外注化で起きた。すべての労働者は安全に働く権利がある。下請労働者 の安全に責任を持たない鉄道公社が今回の事故の責任を取るべきだ」とし鉄道 公社の無責任な態度を批判した。

民衆の力のチョ・フェジュ共同代表は、「市民の安全のための維持補修は当然 だ。維持補修のためにはさらに多くの労働者を雇用しなければならない」とし 「利益だけを追求してきた鉄道公社は、民営化、外注化を中断して、労働者と 市民の安全を保障しろ」と話した。

19人の労働者の相次ぐ死を止めるために、平沢双竜自動車工場前に希望テント 村を設置した双竜自動車組合員も参加して死を哀悼した。金属労組双竜車支部 のキム・ドクジュン主席副支部長は「くやしく5人の命が奪われた。今年だけで 何度路祭をしたのか、死の前に涙も出ない状況が恨めしい」とし「双竜車解雇 労働者だけでなく、非正規職、整理解雇労働者の死を止める戦いを希望テント 村で作っていく」とし、連続する労働者の死を止めようと訴えた。

参席者は「請負金額を低く策定し、労働者には高い労働強度を、事故がおきれ ば責任を転嫁する元請会社の責任を問い、処罰しなければならない。労働者の 安全が何よりも重要だという常識を回復するためにこの死を見過ごさない」と 記者会見文を朗読した。

一方、コレイルのホ・ジュニョン社長は就任と同時に5115人の定員を削減して、 施設維持補修業務の外注化作業に着手してきた。そのため人材不足と民間委託 による事故の増加と労働者の安全威嚇などの問題が提起され続けた。そのため 鉄道労組は11月30日、外注化方針に対する総力闘争を決めた。現在、コレイル テックには労組がない状況だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-12-15 01:11:59 / Last modified on 2011-12-15 01:12:00 Copyright: Default

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