南北労働者大会蔚山開催相変らず不透明

蔚解協、「韓国労総と同席にする南北労働者大会には絶対反対」

蔚山労働ニュース www.nodongnews.or.kr / 2007年03月30日11時27分

30日までどうにか結論を下さなければならない南北労働者大会蔚山開催 は、相変らず不透明だ。

民主労総李錫行委員長と民主労総蔚山本部懇談会. 蔚山地域解雇者などが韓国労総と一緒にする南北労働者大会に反対するピケッティングをしている。

3月29日、午前7時30分、李錫行(イ・ソクヘン)民主労総委員長が民主労総蔚山本部を 訪問し、地域本部運営委員らと懇談会を持った。

1時間ほどの懇談会で「手続きの問題があり、組織内部に混乱が起きるので、 韓国労総とは絶対に一緒にできない」という立場と「手続き上の問題はあるが、 すでに決定した事業で、韓国労総とは統一事業の特殊性を考慮して一緒にする」 という立場が互角に対抗した。

李錫行委員長は手続き上の問題について謝ったが「すでに確定した事業」とい う点を確認し、「地域で心を集めてくれ」と理解を求めた。

蔚山解雇者協議会は懇談会の席で「韓国労総とやる南北労働者大会は絶対反対 する」という文書を配布し、ピケッティングで抗議した。

蔚解協は「李錫行委員長が現場大長征をやめて蔚山にきた理由が非正規職労働 者の悲しみを全身で受けて闘う蔚山科学大闘争を支援するためにでなく、韓国 労総と一緒にやる南北労働者大会を成功させるためという事実にあきれる」と し「納得する理由もなく、変わった状況もなく、統一の助けにもならず、民主 労組精神に背く韓国労総と一緒にする南北労働者大会には絶対反対する」と主 張した。

民主労総蔚山本部はこの日の午後2時、運営委員会を開いて、南北労働者大会 の蔚山開催について公式に議論したが、内部の意見の差が解消できずに結論を 出せなかった。韓国労総が何らかの決定を下せば翌日に緊急運営委員会を開き、 また議論することにした。

南北3組織の合意によれば、南北労働者大会の開催場所は30日までに最終確定 しなければならない。

もし韓国労総が昌原開催側に枠が決まれば、民主労総は韓国労総を排除して蔚 山大会をするか、昌原に場所を移さなければならない。

韓国労総が抜けた民主労総と北側職総意南北労働者大会であれば、民主労総 蔚山本部内の意見の差は解消される。

しかしもし韓国労総で蔚山開催側に立場が決まれば民主労総蔚山本部は運営委 員会で何らかの結論を下さなければならない。最悪の場合、民主労総蔚山本部 が抜けた南北労働者蔚山大会が開かれる可能性も排除できなくなる。 (イ・ジョンホ記者)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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