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韓国:KTX乗務員の三回番の春
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800日、KTX乗務員の三回番の春

KTX乗務員ストライキ800日、セマウル号乗務員は500日を迎える

チェ・イニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2008年05月09日13時57分

鉄道公社に乗務員直接雇用を要求して、KTX乗務員とセマウル号乗務員がストラ イキ闘争をはじめてから今日(5月9日)で各々800日と500日になる。

全国鉄道労働組合と乗務員たちは今日午前11時、ソウル駅広場で記者会見を行 い、「新しい心と覚悟でまた闘争に臨む」と明らかにした。この日の記者会見 には、キム・ウンジュ民主労総副委員長、キム・ドンソン公共運輸連盟首席副 委員長、キム・ヨンウク鉄道労組首席副委員長、イム・トチャン鉄道労組ソウ ル地方本部長をはじめ、ノ・フェチャン進歩新党共同代表、ホン・ヒドク民主 労働党国会議員当選者などの人が参加した。

キム・ヨンウク鉄道労組首席副委員長は「KTXとセマウル号乗務員の闘争は鉄道 労組の模範で手本」とし「鉄道労組の全組合員が団結し、闘争を支持してくれ た仲間たちと共に勝利の道を探す」と述べた。

キム・ウンジュ民主労総副委員長は「若い時の800日という時間、とても苦しく、 傷ついた乗務員に申し訳ない」とし「闘争の最初の日としてまた動き始める気 持で、あるいは今後もっと苦しいかもしれない時間を頑張ろう」と話した。

ノ・フェチャン進歩新党共同代表も「長い間、さまざまな苦難に会った乗務員 に敬意を表わす」、「乗務員の闘争は非正規職闘争の象徴であるだけでなく、 盧武鉉から李明博政権へと続く非正規職抑圧の象徴」と話した。また「一番難 しい境遇に置かれているが、歴史に記録された象徴として残すことはしない。 もう一度頑張ってくれ」と励ました。

鉄道労組のオ・ミソンKTX乗務支部長は記者会見文朗読に代え、また闘争を宣言 する心境を明らかにした。オ・ミソン支部長は「800日という時間、私たちの闘 争が人里離れた島のように孤立し、孤独な闘争ではなかったかを振り返る」と し「いくら法院が不法派遣と判断しても、キリュン電子やコスコムのように使 用者が認めない」と回顧した。

合わせて「800日という時間を戦ったのに、これ以上何をどう戦い、あとどれほ ど新しく覚悟しなければならないのか、この時点でぜひ解決しなければならな い」とし「多くの人が心配していただけに、苦しい時間を送ったが、新しい心 がけでここに立った。『島』にならないように連帯してほしい」と訴えた。

KTX乗務員たちは闘争800日をむかえ、今日午後8時にソウル駅でキャンドル文化 祭を開く。5月21日と22日にはKTX乗務員闘争連帯の夜を開き、さらに多くの支 持者と会う予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-05-13 04:39:43 / Last modified on 2008-05-13 04:39:44 Copyright: Default

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