韓国:ニューコア-イーランド労働者たちの戦いが300日を迎える | |
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ニューコア-イーランド労働者たちの戦いが300日を迎える事態を長期化させた政府とイーランドに解決の意志なく
イ・コンマム記者
iliberty@jinbo.net / 2008年04月16日13時31分
▲チャムセサン資料写真 ニューコア-イーランド労働者たちの戦いが300日をむかえた。 ニューコア-イーランドの労働者たちは、昨年、非正規法を控えてイーランド・ グループは大々的に非正規職労働者を外注化したことに反発して戦いを始めた。 ニューコア-イーランドの労働者たちは、それぞれニューコア江南店とホームエ バー上岩店に占拠座り込みし、外注化で集団解雇された非正規職労働者の原職 復帰と正規職化を要求して会社側と交渉したが、特別な成果なく現在に至って いる。 非正規法悪用の代名詞『イーランド』 イーランドの外注化政策と非正規職集団解雇は、非正規法の弊害の代名詞になっ た。非正規職700余人の集団解雇に対してニューコア使用者側は「非正規職保護 法には差別是正に関連する部分があるため、会社は7月1日から法を守る義務が あり、そのために行っている」と堂々と話した。非正規職を保護するという非 正規法が、労働界がずっと指摘してきた通り非正規職を解雇する法になっている。 ▲チャムセサン資料写真 特にこの現象は女性労働者に集中して現れた。イーランドで解雇された非正規 職のほとんどが女性労働者だった。すでに非正規職、低賃金に追いやられてい る女性労働者の労働を、イーランドは核心的な業務とは考えず、外注化により さらに低い賃金の女性労働者を雇えばいいと認識した。 こうした非正規法の弊害は現実のものとして発生し続けている。李相洙前労働 部長官が「若干の変則程度は理解しなければならない」とし、正規職化の一種 だと宣伝した『分離職群制』と『無期契約職』への転換は、非正規職差別の解 消に役に立っていない。 ホームエバー、ニューコアと同じ流通業で働く非正規職女性労働者の実態を調 べた国家人権委員会は、「正規職化される人員が足りず、その方式も別途の職 群を作り、無期契約者に転換され、正規職との差別はまだ存在している」とし、 「最も深刻な差別問題は同一労働同一賃金が全く適用されないこと」と指摘した。 イーランド使用者側と政府、事態解決の意志なく このように、ニューコア-イーランド労働者の戦いは非正規法の副作用として始 まったことは明らかであり、長期化しているのに政府とイーランド使用者側の 問題解決の意志は見られない。イーランドグループのパク・ソンス会長は昨年 冬の国会国政監査への出席を意図的に回避し、環境労働委員会から検察に告発 された。こうした状況で、イーランドグループは事態解決どころか新しく開店 する売り場の職員のほとんどを非正規職で埋めている。また香港法人の株式上 場で財務状態の危機を解決しようと試みている。 政府は口を閉じて久しい。李明博大統領は、選挙の時から非正規職問題は市場 が解決すべきだと言って、非正規職の拡大を防ぐどころか企業の各種規制緩和 を約束している。総選挙の時も、巨大政党はニューコア-イーランド事態には 黙々無返答だった。 「300日間共に涙を流した仲間にぜひ会いたい」 一方、ニューコア-イーランド一般労組は闘争300日をむかえ、集中闘争をする。 明日(4月17日)には『イーランド-ニューコア非正規労働者と連帯するブログ行 動の日』が行われる。連帯しようとするブロガーが、ブログ行動の日にホーム ページ(http://blogact.org/wp/?page_id=7)で連帯する。 ▲ブログ行動の日ホームページhttp://blogact.org/wp/?page_id=7 また4月18日午後6時から、高速ターミナル京釜線2階のノーブレスでは、ニュー コア労組が連帯の夜を行う。19日午後3時からはホームエバー・ワールドカップ 競技場店前で集中集会と文化祭が開かれる予定だ。 [出処:ニューコア-イーランド一般労組] 翻訳/文責:安田(ゆ)
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