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韓国:「サムスン-パノルリム-家族対策委」に交渉団再編、今後の交渉は?
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「サムスン-パノルリム-家族対策委」に再編された交渉団、今後の交渉は?

交渉方式をめぐりサムスン側は確答なく...17日の交渉で交渉方式を議論

ユン・ジヨン記者 2014.09.03 20:05

パノルリムとサムスン電子が交渉団の内部分裂の問題により発生した交渉方式の問題をめぐり議論を続けたが、特別な成果はなかった。 パノルリム交渉団から離脱した6人の被害者と家族は サムスン職業病家族対策委員会(家族対策委)を構成し、サムスンとの独自の交渉を要求した。 パノルリムは7次交渉でサムスン側に今後の交渉方式についての計画を要求したが、 サムスンが確答を出さないため交渉は特別な進展なく終わった。

[出処:チャムセサン資料写真]

パノルリムとサムスン電子、そして家族対策委は9月3日午後、 論硯洞の建設会館で7次交渉に突入した。 パノルリム交渉団から離脱した家族対策委は、 交渉の前に立場を発表し、サムスン側との独自の交渉を始めると明らかにした。

被害者のソン・チャンホ氏は 「サムスンとパノルリムは1年6か月間交渉を進めたが何の進展もなかった」とし 「交渉の新しい突破口を見つけるために家族対策委を構成し、 サムスンと別途に交渉を進めることにした」と説明した。 家族対策委は会議の直前までサムスンと独自に交渉をする計画だったが、 この日の交渉でサムスン側がこれについて回答を出しておらず、 今後の交渉方式は不透明な状況だ。

家族対策委は交渉で「パノルリムとは別個に別途交渉をしたい」という意見を表明したが、 サムスン側は「全員が同じ一つの席でしてほしい」という意見を出したという。 そのためパノルリムは3主体が共に交渉を進めようということなのかとサムスン側に尋ねたが、 使用者側からの確答は受け取っていない。 パノルリムは来る17日に開かれる8次交渉でサムスン側に交渉方式に関する立場を明らかにすることを要求している。

パノルリムの関係者は 「これまで家族対策委は独自交渉を要求してきたが、 サムスンは『一か所でしたい』という立場を繰り返し明らかにした。 家族対策委も今回の交渉で『パノルリムと別途の交渉をするが、パノルリムと一か所で交渉をする』という意見を明らかにした」とし 「そのためパノルリムは、交渉が3主体で進められるのかどうかを明確にすることを要請している」と説明した。

続いて「家族対策委が独自の交渉を要求してきたので、 われわれはサムスンが家族対策委とパノルリムの双方を相手として誠実に交渉しなければならないという立場だった」とし 「だが家族対策委が今回の交渉で『一つの席で交渉をしよう』と提案をした状況で、 サムスンも確答を出していない。 まず双方の立場をはっきりさせなければ私たちも立場を議論できない」と明らかにした。

現在、故ファン・ユミ氏の父親のファン・サンギ氏がパノルリム交渉団長を担当し、 被害者のハン・ヘギョン氏の母親キム・シニョ氏もパノルリム交渉団に参加している。 これまでパノルリム交渉団に参加してきた被害者の ソン・チャンホ、チョン・エジョン、チョン・ヒス、キム・ウンギョン、ユ・ヨンジョン、イ・ソノン氏の6人は別途に家族対策委を作った。 これら6人はサムスンが提示した交渉に参加している8人を優先して補償する案を受け入れるという立場で、 パノルリムは被害者全員への補償案を要求している。

パノルリムは9月1日に立場を発表し 「サムスンはパノルリム交渉団の再編を言い訳として交渉に不誠実な姿を見せてはならない」とし 「パノルリムは、ファン・サンギ交渉団代表を中心として、 謝罪、再発防止対策、補償に対し、サムスンとの社会的合意を実現するように最後まで誠実に交渉する」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-09-04 05:10:24 / Last modified on 2014-09-04 05:10:25 Copyright: Default

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