韓国:「嘆願書」の労組幹部、金品受領の過程にも介入 | |
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「サムスン嘆願書」の労組幹部、「6千万ウォン」金品受領の過程にも介入協力社代表-前労組幹部の間で金品受領仲介人の役割
ユン・ジヨン、パク・タソル記者 2018.06.11 18:17
「サムスン嘆願書」作成で議論を呼んだ金属労組京畿支部幹部のチョ某氏が サムスン電子サービス支会の前副支会長が協力業者代表から数千万ウォンの金品を得た過程でも 仲介役をしたと知らされた。 検察の捜査によれば、サムスン電子サービス支会のパク某前副支会長は 2016年12月頃、労組幹部をやめた後、 現場の修理技師に復帰せず翌年2月頃に協力業者代表と会い、地域労組専任者の席を要請した。 だが協力業者の代表はこれを拒否し、休職届を提出することを提案すると、 パク前副支会長は自殺を暗示して退職を条件にした慰労金の支払いに言及したという。 検察はその後、パク氏が2月末に「サムスン嘆願書」作成で論議を呼んだ労組幹部のチョ氏を通して協力業者代表に5000万ウォンを要求したと把握している。 また、検察によれば協力業者の代表が5000万ウォン慰労金支払いを受け入れ、 パク氏は再びチョ氏を通じて会社のリース車両返還などを条件として追加で1千万ウォンを要求したという。 検察は昨年3月末、パク前副支会長がチョ氏を通じて協力業者の代表から2回にわたり、 6000万ウォンを送金された事実をパク氏などの陳述、 およびパク氏とチョ氏との間のテレグラムの内容等から確認した状態だ。 検察は6月5日、パク氏を相手に拘束令状を請求したが、裁判所はこれを棄却した。 だがパク前支会長の主張はこれとは違う。 労組幹部を辞め、パク代表が先に慰労金に言及して退社を勧めたという説明だ。 パク前支会長はチャムセサンとの通話で 「2017年3月にパク代表が何度も慰労金の話をして退社を勧めた。 私が退社の意思を明らかにする前の2月27日に一方的に退社処理をした」と説明した。 地域労組専任者の要求や自殺を暗示して慰労金を要求したという事実も否定した。 彼は「チョ氏が『パク代表に会え。 労組諮問の役割を任せて大金を払って退社させようとしているようだ』とし、 パク代表と会った」とし 「労組諮問の役割は労組に反する行為とは言えず、その当時すでにパク代表が 私に総括人員長という職責を与えたので、職員安全教育の役割になると話したが、 パク代表は『労組専従者はだめだ』と返事をした」と説明した。 続いて「退社を勧める状況で、愚痴っぽく『私はそれほど人生にこだわりたくない』という文を送ったことはあるが、 脅迫する意図ではなかった」と明らかにした。 パク前支会長は、チョ氏が6000万ウォンの慰労金の受け渡しに介入したという事実は認めた。 彼は「チョ氏が私に『パク代表が慰労金の話をするので会ってみろ』と話し、 何の名分で慰労金をくれと言うのか、 名分が必要ではないかと言うとチョ氏が『話しておいた』と話した」とし 「それからパク代表と会うと退社を勧めて慰労金の話をした」と明らかにした。 続いて「(パク代表が)退社を勧めて(チョ氏と)あまり会いたくないというので、 チョ氏が『では私が処理します』と話し、 2月に退社処理された」とし 「パク代表が『チョ氏と退社問題に合意した』と言うので 『私の退社問題をチョ氏と話すのか』と聞くとパク氏はそのまま電話を切った」と主張した。 検察はサムスン電子サービスのヨム・ホソク烈士死亡後の2014年6月にもチョ氏とパク氏が共謀して交渉に有利な局面を作るために自殺騒動を起こしたものと把握している。 実際にパク氏は当時、自殺を暗示する文を残した後、潜伏した。 これに関してパク前支会長は「それについては話したくない」と明らかにした。 一方、チョ氏に金品受領の過程での介入疑惑に関する 事実関係を尋ねたが、回答を拒否した。 金属労組京畿支部所属幹部のチョ某氏は去る5月、労組破壊容疑で拘束されたサムスン電子サービスのチェ・ピョンソク専務に嘆願書を書いて議論を呼んだ。 チョ氏は2014年に問題になった「ブラインド交渉」を主導した人物で、 4月17日のサムスン電子サービス労使直接雇用合意直前までチェ専務と会って交渉をした。 2014年のブラインド交渉の後からチョ氏の夫人が運営する心理相談センターが サムスン電子サービス協力企業と4年目の委託契約を結んだ事実も伝えられ、 不当取り引きの疑惑ももちあがった。 金属労組中央執行委員会は6月5日、 「サムスン電子サービス嘆願書」事件の当事者であるチョ氏に 議員免職の懲戒をすることを全員一致で合意した。 現在、チョ氏の職務停止処理はされておらず、 チョ氏は懲戒通知日から7日以内に中央委員会に再審を請求することができる。 一方、いわゆる「名ばかり社長」に過ぎない協力社の代表が6千万ウォンという金を渡したことについても疑惑がある。 検察は協力業者社長のパク氏がパク前副支会長に渡した6000万ウォンの出処についても調査している。 現在、パク某代表は電話を切っていて、該当センターも連絡できない。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2018-07-14 12:30:42 / Last modified on 2018-07-14 12:30:49 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |