韓国:パノルリム座り込み終了文化祭 | |
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パノルリム座り込み終了文化祭…200人が集まり泣いて笑ったパノルリム、1023日目に座り込み終了… 「涙ぐましい連帯でここまできた」
パク・タソル記者 2018.07.25 22:19
「パノルリムが座り込みしている間、本当に良く連帯してくれました。 すべてがそうだったようです。 難しいと思うより、ただ気楽に立ち寄り、顔を見せて、 インスタントコーヒーでも一緒に飲んでがんばれといってくれれば私も嬉しく、相手も気分が良くなります。 平凡なこと、それがうれしくてここまで来ました。 どうもありがとうございます。」 サムスンLCD脳腫瘍被害者のハン・ヘギョン氏は、 パノルリムが座り込みを終わる日、「平凡な連帯」が楽しくてここまで来られたといった。 「平凡な連帯」が作ったパノルリムの1023日間の座り込みが終了した。 パノルリムは「ついにサムスンが退いた。 職業病問題の解決は、今また始まった。 連帯の力でここまでくることができた」とし、座り込みの解除を知らせた。 7月25日、座込場を撤去したパノルリムは、 「11年の戦い、1023日の座り込みを記憶する人々と一緒にする座り込み終了文化祭」を開き、このように明らかにした。 座り込み解除は前日に署名された「サムスン電子-パノルリム間第二回調整(仲裁)再開のための仲裁合意書」によるものだ。 この日の文化祭には 約200人の市民が参加して喜びを分けあった。 ファン・サンギ氏、サムスンLCD脳腫瘍被害者ハン・ヘギョン氏、 ハン氏のお母さんキム・シニョ氏は、 これまでの連帯に感謝するという意を伝えた。 キム・シニョ氏は「ついに座込場をたたんだ。 座込場をたたむことはそんなに難しいことではなかったはずなのに、1023日かかった。 すべては皆さんの関心のおかげだ。 とても感謝している」とし涙を流した。 ファン・サンギ氏も感謝の言葉を伝え、準備した手紙を朗読した。 ファン氏は「多くの方が努力してくださり、 毒性化学物質がいかに危険かを知らせることができた。 この社会も少しは安全な社会に行くだろう。 数年間努力して来た調整委員をはじめ、 パノルリムに力を貸してくれた人々に本当に感謝する。 職業病問題解決のためにこれからも努力する」と明らかにした。 パノルリム座込場を守った状況室の活動家も これまでの所感を明らかにした。 社会変革労働者党のイム・ヨンヒョン活動家は 「調停委の2次調停案がどうなるかわからない状況で、 これを勝利と思いきり叫んでもいいのか、 喜びを満喫してもいいのか、わからない」とし 「私たちが望む排除ない補償と心からの謝罪が入った仲裁案が出てくることを願う。 もしサムスンが前のように調停案をひっくり返すのなら、 パノルリムがまた闘争に勝利するまで連帯してくれ」と訴えた。 韓国労働安全保健研究所のチェ・ヒョン常任活動家は、 サムスン職業病で死亡した労働者を思い出しながらサムスンの約束履行を要求した。 チェ・ヒョン氏は「パノルリムに情報提供した118人の死亡者の中で、 イ・ヘジョン氏は最後の死者だ。 イ・ヘジョン氏は肉が腐っていく病気にかかり、三人の子供を育てながらも子供を抱くこともできなかった。 座り込みが長くなる状況で、昨年の秋夕に訃告まで聞いたのはみじめだった。 巨大なサムスンがとても気持ち悪く、嫌だった」と話した。 続いて「その気になれば解くことができる問題をこれまで無視してきたサムスンが腹立たしいが、 新しい約束が出てきたのでその約束をしっかり守らなければならない」と強調した。 民主労総のイ・サンジン副委員長(労働安全保健委員長)は 「パノルリムの闘争は労働安全保健分野に新しい一線を引く闘争だった」と闘争の意義を明らかにした。 イ副委員長は「被害者と家族、ボランティア活動家が化学毒性物質の問題を知らせた結果、 労災不承認の実態と制度改善などが議論され、進展することができた」とし 「半導体工場で使われる化学物質の毒性はないのではなく、まだ明らかになっていないのであって、 これを労働者が立証するのではなく、使用者が反証できなければ職業病を認めるという観点の変化をもたらした」と説明した。 一方、この日の文化祭にはパク・チュン、道行くバンドのチャン・ヒョンウなどの歌とダンス公演も準備された。 ファン・サンギ、キム・シニョ氏は、集まった市民に「最高の連帯賞」を授けた。 パノルリムの関係者と市民は、次の文章を朗読して文化祭を終えた。 「サムスンがついに退いた。 職業病問題解決は今また始まった。 涙ぐましい私たちの連帯でここまできた。 われわれは見守る。 きちんとした謝罪、排除のない補償、再発放置対策という正当な要求が実現されることを。 そして進み続ける。 死ぬことなく、病気にかからず、働くことができる世の中のために。」 翻訳/文責:安田(ゆ)
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