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サムスン自私高への不法・特典疑惑で忠南教育庁を告発

市民社会団体「不法を認可...サムスン自私校の認可を取り消せ」

チョン・ジェウン記者 2013.12.24 10:55

今年の国政監査でサムスン自律型私立高等学校の推進での不法と特典疑惑があらわれ、市民社会団体が忠南教育庁を職務遺棄と背任罪で12月23日に告発した。

サムスン自私校の一般高校転換を要求する牙山地域対策委は、忠南教育庁が今年 3月、忠南道牙山市で開校する前にサムスン自私校に特典を与えたことの 法的責任を取れと主張した。対策委はこれに関連して、この日の午前11時、 忠清南道牙山教育支援庁前で記者会見を行った。

[出処:サムスン自私校の一般高校転換を要求する牙山地域対策委]

対策委は、サムスン自私校は「定員の70%を職員の子弟を選んで、一般の学校の 学費の三倍を越える貴族学校として、地域で多くの憂慮と非難を受けてきた」とし 「サムスン自私校の認可が取り消されるまで戦い抜く」と明らかにした。

10月24日に開かれた国政監査では、学校の土地の所有者を法人名義に 転換しなければ学校設立の認可が出せないのに、教育庁がこれに違反していたことが 明らかになった。

当時、正義党のチョン・ジヌ議員はサムスン自私校設立不法認可と 事前の承認なく公有地を無断で占有するなどの問題がありながら、 忠南教育庁がサムスン自私校設立を推進したと批判した。

高等学校以下、各級学校の設立運営規定によれば、私立の各級学校の教師と 校有地は当該学校を設立、運営する者の所有でなければならず、土地の中には 設立主体以外の者が所有する建築物を作れない。

だが忠南教育庁は、学校敷地の所有者がサムスンディスプレーと農水産部、建設部と 登録されているのに設立認可を出したという不法疑惑にまきこまれた。

当時、民主党の金相姫(キム・サンヒ)議員も国政監査でサムスン自私校 指定審議のための会議は一回しか開かれなかったばかりか、 会議の内容も教育的目的や公共の利益には焦点が合わせられなかったと主張した。

通常、教育庁自私校指定委員会は、△建学理念、△自私校の趣旨に合っているか、 △学校運営計画(納入金は適切か、財政が充分かなど)、△教育課程の編成計画の 適切性、△教員確保と教員研修計画の適切性などを議論する。

だがサムスン自私校については教育課程、教員確保、建学理念、財団健全性の 評価という部分は全く議論されなかったことが明らかになった。

それと共に国政監査で「不法な過程を経て認可されたサムスン自私校は、 認可が取り消されなければならず、教育部が今すぐ監査を始めなければならない」 という提起が続いた。

また、牙山対策委は「サムスン自私校の設立計画を承認した当時の忠南教育庁 教育政策局長だったキム某氏がサムスン自私校の法人理事になったという」とし 「道教育庁の高位公職者がサムスン自私校法人理事を兼職するのは道徳的にも 問題があるだけでなく、サムスン自私校理事として不法な部分を十分 知っていたということを意味する」と主張した。

牙山対策委は「忠南教育庁は忠南教育と牙山教育を放棄した」とし「それも、 特典と不法を甘受しながらサムスンに朝貢をした。誰のための公教育で、 誰のための忠南教育庁なのか」と強く批判した。

また「サムスン自私校の特典と不法に対する徹底した調査と監査が必要だ」とし 「また、特典と不法な過程により認可されたサムスン自私校は、直ちに認可を 取り消せ」と主張した。

付記
チョン・ジェウン記者はメディア忠清の記者です。 この記事はメディア忠清にも掲載されます。 チャムセサンは筆者が自分で書いた文章の同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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