キム・ジネ「KTX収益を一般列車に補助することが血税の浪費を防ぐ」

KTX・一般列車の交差補助を防ごうとする国土部に反論

民主統合党のキム・ジネ議員は、国土部が新しく建設した水西発KTXの収益を、 一般列車の赤字を埋めるために使うことが血税を節約する方法だと主張した。 国土部のKTX収益金の一般列車交差補助反対の立場に正面から反論したのだ。

キム・ジネ議員は2月3日午前、仏教放送ラジオのインタビューで、「国土部は 民営化という言葉がとても負担になって、民営化という言葉を使いたがらないが、 こうして(企業に)KTX事業運営権を譲渡するのも民営化の一分類」と指摘した。

キム・ジネ議員は「国土部はKTXの値下げができるとよく言うが、多分、最初は 見せるためにも値下げができるかも知れない」とし「民間が運営すれば値上げ は自然に行われる可能性が高い。もし料金値下げが可能なら、鉄道公社が運営 すればもっと値下げができる」と述べた

キム議員は「現在、鉄道公社はKTXで収益をあげ、収益が出ない他の一般路線の 赤字に交差補助をしている」とし「この差益はおよそ2000億程度だが、新しい 路線で黒字が出れば、一般路線に埋める方がずっと血税を節約する方法で、そ れを民間企業に譲り渡すのは特典の一種」と指摘した。

キム・ジネ議員はまた「市中ですでにKTX運営権を与える民間企業が一部内定し ているという噂がある」とし「国家の幹線である高速電鉄の民営化は初めてな ので、相当な投資が入るので、民間企業は事前にかなり準備をして、そこには かなりの投資が入るので内定をした可能性があるという噂がある」と伝えた。 キム議員は「事業提案を受けて1、2か月後にKTX運営に参加するには、事前に 内定がなければできず、疑惑がある」と付け加えた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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