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韓国:公共研究労組の委員長がハンスト突入
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政府の『傍若無人』に公共研究労組の委員長がハンスト突入

政府外郭研究機関構造改編、労組弾圧...問題山積

チョン・ジェウン記者 2010.09.09 09:13

政府外郭研究機関(以下、出資研究所)の構造改編が進んでいる中で、全国公共 研究労働組合のイ・ウンボク委員長が9月8日、野外ハンストに入った。

労組は午前11時30分、大田市大徳のテックビジセンター前で記者会見を開き、 政府の一方的な科学技術系政府出資機関の構造改編案を廃棄しろと主張した。 また韓国建設技術研究院での労組幹部集団解雇などの労組弾圧に反発した。

出資研究所の統廃合は、いわゆる李明博政権の公共機関先進化方案でこれまで 労働界がずっと反対の立場を明らかにしてきた。

[出処:公共研究労組]

イ・ウンボク委員長は「自分たちに都合のいい出資研究所に飼い慣らすために、 力で押し通す政府の一方的な出資研究所構造改編案を廃棄して、研究現場の声 を反映しろ」と要求した。

続いて「国民の税金で運営される政府外郭研究機関は国民のものだ。しかし、 大運河良心宣言をしたキム・イテ博士を懲戒し弾圧したことからもわかるよう に、政府は自分たちに都合のいい政府外郭研究機関に飼い慣らそうとしており、 研究の自律性は後退している」と指摘した。

政府外郭研究機関の安全性評価研究所の民営化も現場は反対しているが、政府 が耳をふさいでいると労組ははがゆさを訴えた。

知識経済部は2008年10月、安全性評価研究所の民営化方針を発表した。以後、 民営化妥当性を検討した結果、反対意見が優勢だが政府は民営化を決定した。

労組は「知識経済部は出資研究所について理解がない韓国産業技術振興院に民 営化の具体的な内容を検討するように委託した。その結果は公開もされないま ま、3月30日に産業技術研究会理事会を開き、わずか5分でかっぱらいで安全性 評価研究所の民間売却を決めた」と説明した。

これに関して、大田市儒城区議会もこの日声明を出して「出資研究所の統廃合 は、結局研究活動の萎縮につながり、多様な分野の自由な研究の雰囲気造成に よる科学の発展ではなく、政府の一方的な要求による研究だけを遂行すれば、 研究員の意欲の喪失と共に研究の多様性の喪失で、科学産業の国際競争力を失 う」と出資研究所改編案の不当性を指摘した。

また、李委員長は「公共機関労組は、門を閉めるかもしれないという切迫感で 集まった」と主張した。

2年前『4大河川整備計画は韓半島大運河』と良心宣言をして波紋を呼んだキム・ イテ研究員が所属する韓国建設技術研究院(建技研)の労組幹部が相次いで罷免 や停職などの重懲戒を受けた。建技研はパク・クンチョル支部長罷免、パク・ ヒソン事務局長停職3か月とした。副支部長はすでに配転命令に従わず、訴訟を 提起しているという理由で内部規定により罷免された状態だ。

労組によれば、韓国韓国保健社会研究院と韓国職業能力開発院、国立青少年修 練院は、タイムオフ施行を根拠として専従者の賃金を支払わずにいる。また、 韓国労働研究院は一方的に賃金を大幅に削減した。

一方、公共労組組合員はこの日、同じ場所で決意大会を開き、▲政府の一方的 な出資研究所構造改編案廃棄および現場意見収斂、▲安定性評価研究所民営化 中断および毒性試験分野長期発展計画樹立、▲建技研チョ・ヨンジュ院長退陣 および解雇者復職を要求した。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-09-10 19:46:58 / Last modified on 2010-09-10 19:46:59 Copyright: Default

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