パク・ヒョンジュン、「第1段階は5、6社の公企業を民営化」

チョン・ヨンジュKBS社長解任には「国家基幹放送が国家権力と対立してはならない」

5〜6社の公企業民営化に統廃合、構造調整の組織を入れれば30余りに達するもよう

公企業の民営化を中心にする公企業構造改編の第1段階の案が8月11日に公式に 発表される。李明博大統領は、今回の公企業構造改編を『公企業先進化』と呼 んでほしい言い、8月5日には「該当労組が公企業先進化に反発しているが、長 官が直接労組を説得して円滑に公企業改革が進むようにしなさい」と長官たち に指示した。

大統領府のパク・ヒョンジュン広報企画官は今日(8月8日)午前、PBSラジオの 『開かれた世界今日』とのインタビューで、8月11日の公式発表の日程を明らか にし、「民営化の部分は、現在のところ5つか6つになると思う」と話した。具 体的な民営化の対象についてパク・ヒョンジュン企画官は「金融関連機関や投 資関連機関など、他の民間企業が優れている分野で民営化する計画」と述べた。 そのため韓国土地信託、韓国建設管理公社が民営化の有力対象に浮上しており、 韓国資産信託、キボキャピタル、サヌン・キャピタル、サヌン資産流動などにも 言及されているという。

民営化の他に今回の1段階案では、住宅公社と土地公社が統合され、新聞発展委 員会と言論財団、新聞流通院、地域新聞発展委員会などの統合も進められるも のと見られる。第1段階で民営化と構造調整、統廃合などをする公企業は約30 に達すると言われる。

パク・ヒョンジュン企画官は産業銀行民営化にも言及した。パク・ヒョンジュ ン企画官は「産業銀行が今、色々な資産を持っているが、これを民営化する」 とし「政策金融機関としての役割を失うわけではない」と話し、「これにより できた資金を民生経済や福祉など、意味のある財源として活用しようというの が政府の計画」と話した。

▲労働界は公企業民営化は「私有化」で、公共部門労働者の大量解雇を呼ぶと反発している。/チャムセサン資料写真

パク・ヒョンジュン、「KBSを正常化させる」

一方、今日のKBS臨時理事会で通過したチョン・ヨンジュ社長の解任提案につ いても立場を明らかにした。

パク・ヒョンジュン企画官は「政府としては基本的にKBS社長の任免権を大統領 が持っているという立場」と述べ、「国家基幹放送が国家権力と対立する状況 は、国政運営に望ましくない」とし「問題は今、KBSは前の政府により、いわゆ る今の放送の中立性を主張するような人たちのコード人事で選任され、また、 これまで放送には問題があったので、これを正常化する過程だ」と話した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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