韓国:7910ウォンを要求して監獄に閉じ込められた清掃労働者 | |
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7910ウォンを要求して監獄に閉じ込められた清掃労働者[寄稿]蔚山科学大が直接交渉始めてこそ
キム・ドクサン(前蔚山地域連帯労組委員長) 2014.08.13 14:33
8月8日、金曜日だった。 蔚山地方法院執行官が書類の束を持ってストライキ現場にきた。 くるとすぐ、キム・スンジャ支部長と組合員の名前を呼び、書類を渡して、 受領したという署名をしろという。 自分が誰なのかを明らかにもしなかった。 組合員たちはうっかり書類を受け取って誰かと問い質したことで戦いが始まった。 警察は外に待機していて、もめごとが起きると待っていたかのように公務執行妨害だとし、キム・スンジャ、オ・スンナム、キム・ソニ組合員の3人を連行した。 東部警察署は3人に拘束令状を申請した。 検察令状実質審査が終わるまで、 彼女らは中部警察署留置場で過ごした。 法は弱者を保護しない。 連帯労組蔚山科学大支部は、ストライキ59日目の長期闘争をしている。 それでも組合員たちの動揺しない姿は、勝利に対する確固たる信頼のためだ。 学校は絶えず第三者のようにしながら背後で業者を通じて交渉を調整し、 組合員を仲間割れさせ、内部瓦解を企てている。 二か月ほどのストライキで見た学校の態度は明確になった。 労組に対する監視と統制と懐柔、脅迫を具体的に計画した。 まず、トイレの前の監視カメラの設置は組合員のトイレ清掃を監視と同時に、 組合員への脅迫だ。 トイレの前の監視カメラは労組弾圧ばかりか、 学生と学校を利用するすべての人に対する人権の問題だ。 2番目はトイレの前の点検票と出退勤カード作成だ。 今までなかったトイレの前の点検票は、 組合員に対してきちんと仕事をしているかどうかをチェックするということだ。 出退勤カードは学校の管理下に組合員の動きと日常を統制する意図と見える。 三つ目に、今まで業者は学校の指示で慣例のように進めてきた代替人員使用1年目を理由に組合員を懲戒すると脅迫している。 それと共に、こうした要求を労組が認めれば、ある程度大幅な賃上げをするかのような提示案を強要した。 ストライキ前の数回の交渉と、ストライキ後の何回かの交渉を比較すると、 学校が露骨な労組瓦解を試みていることを確認した程度だ。 理由はつまり、ストライキ前はこれまでの内容を互いに上手くやろうという態度で臨んだとすれば、 ストライキ後の交渉は本性を表して学校の要求を前提として交渉をすればある程度聞き入れる用意があるという言葉を流している。 学校は労働組合と露骨に一度徹底的にやろうという態度で互いに気力の戦いをしている。 具体的な交渉内容を見れば、学校は私たちが最低賃金を受けているが 「その他の手当てと賞与金(最低賃金基準)を100%受け取っているではないか、 同種業種で最高額ではないか」と主張する。 これは生活賃金には非常に足りない。 その上、これまでの小幅な引き上げも労組の力で大小の戦いにより勝ち取った成果であることを明確にしなければならない。 学校が自分から進んで払ったのではない。 それでも学校は同情したかのような過大宣伝をしている。 蔚山科学大が、何人もいない清掃人員を2つの清掃業者に分けて運営することも理解できない。 学校が直接雇用するか、少なくともひとつの業者が運営してもいい。 それでも学校が粘る理由はただ一つ、労組破壊目的以外にはない。 今の状況を組合員はよく知っていて、戦う目的と勝利の自信もまた確かだ。 結局、学校が直接交渉をしなければ、この事態は解決しないだろう。 蔚山科学大闘争は労働組合を死守すると同時に、生活賃金を争奪するという2つの目的がある。 組合員の意志は確実だが、それでも年を取った組合員には労力のいる戦いであることは明らかだ。 翻訳/文責:安田(ゆ)
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