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ノンマ共同体を奇襲撤去...ソウル市人権委に陳情

「強制撤去と暴力での人権蹂躙強行を糾弾」

チャン・ヒョンミン修習記者 2012.11.28 19:07

江南区庁が自活共同体の『ノンマ(屑物)共同体』を奇襲撤去して、議論になっている。 江南区庁は11月15日未明、用役チンピラとフォーククレーンを使って強制撤去を 敢行したのに続き、28日の未明にも同じ方式で奇襲撤去を敢行した。この過程で 用役の暴力などの人権侵害行為があったという指摘が起きている。

[出処:▲写真出処参与連帯]

土地住宅公共性ネットワーク代表団は11月28日午後、ソウル市庁ソウル市人権委 の前で『ノンマ共同体』住居地域の強制撤去および住民に対する人権蹂躙事態を 糾弾する記者会見を行って、直ちにソウル市人権委に陳情書を提出した。ソウル市 人権委が発足して初めて提出される陳情書だ。

土地公共性ネットワークは陳情書で「すべての不祥事の責任は江南区庁にあり、 ソウル市の責任も決して軽くない」とし、「ソウル市とソウル市人権委員会が 即刻この事態の真相究明と再発防止、積極的な人道的措置に動け」と要求した。

土地公共性ネットワークは記者会見で「28日未明、江南区庁が用役チンピラを 動員し、孤立して眠っていた住民を寝間着姿で引き出し、強制的に街頭に追い 出して、雨もふる零下の寒さの中、夜明けに寒さと恐怖に震えさせた」として 江南区庁の人権侵害行為を糾弾した。土地公共性ネットワークは「その過程で 6人の住民が大小の怪我をした」と伝えた。

[出処:▲写真出処参与連帯]

土地公共性ネットワークはまた「午前10時に江南区庁への抗議のために集まっ た市民社会団体代表団とノンマ共同体の住民をやはり雨の中で2時間近く放置し、 いかなる面談申請にも応じなかった」と主張した。また「江南区庁に抗議して いる途中、担当公務員が代表団に怒鳴りつけたりぞんざいな言葉、言葉で侮辱 するなど、市民社会団体に傍若無人な態度をとった」とし、公共機関としての 責任を全うしない江南区庁の『対話断絶業務』を批判した。

ノンマ共同体の住民たちは11月21日、ソウル市と国家人権委員会に緊急調査を 依頼したが、まだ何の対策と措置もないという。江南区庁も28日現在まで対話 を拒否している。

土地公共性ネットワークは「(今回の奇襲撤去は)冬期、夜間、奇襲、強制撤去 という、とても悪い人権蹂躙行為」と指摘し「ソウル市とソウル市人権委員会 次元で貧民の自立と生存権保障、最低限の人権保障のための緊急な措置と対策 を積極的に取れ」と主張した。

ノンマ共同体はこの30数年間、野宿者、出訴者、都市貧民など約3000人のシェ ルターとして、また緊急住居空間として彼らの自活を助ける共同体だった。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-11-29 06:42:00 / Last modified on 2012-11-29 06:42:01 Copyright: Default

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