韓国:竜山惨事3年、記憶する者、忘れた者 | |
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竜山惨事3年、記憶する者、忘れた者竜山遺族チョン・ヨンシン氏、「目をとじればまだ思い出せます」
イ・サンウォン修習記者 2012.01.12 09:43
「まだ目をとじれば思い出せます」。2009年1月20日から、チョン・ヨンシン氏 は相変らずその日を鮮明に覚えている。彼女は3年前のその日、お父さんを火の 中で失い、夫を冷たい監獄に奪われた。1月12日、正月を迎え、政府は生計型の 犯罪者955人の家族に特別赦免をプレゼントした。だが彼女の夫は今年も監獄で 正月を迎える。「1月はお父さんの命日なのに一度も墓まいり行けずに、冷たい 監獄で一人でお父さんの法事をする姿を思うと本当につらい」 ▲竜山惨事2周期、チョン・ヨンシン氏が追慕祭の前にイ・サンニム烈士祭壇に置かれた花をなでている。[出処:資料写真] 1月12日、チョン・ヨンシン氏はSBSラジオの『キム・ヒョンジョンのニュース ショー』とのインタビューで、竜山惨事以後の3年を語った。惨事の後、彼女は ずっと惨事の実状を知らせ、もうひとつの竜山を訪れている。「私たちのくや しさを知らせるため、行かなかった所はありません。ソウルはもちろん、大田、 釜山、飛行機に乗って済州島にまで」 竜山惨事3周忌をむかえ、彼女が活動している竜山惨事真相究明委員会はあの日 を忘れず、さらに別の竜山を作らない努力を続けている。「竜山惨事再発防止 法と呼ばれる強制退去禁止法制定、拘束者釈放を要求し、12月6日から1月19日 まで光化門で1人デモをしています」 15日からは竜山3周忌追慕週間が追悼事業を行う。初日の15日には「ここに人が いる。人を訪ねる開発地域シティバス」というタイトルで、竜山ナミルダンを 訪問し、開発地域を巡回する。竜山3区域、アヒョン洞ニュータウン、上道4洞、 ホニン家具団地など、まだ第2、3の竜山が戦いを続けている。 16日には弘大駅のCYシアターで竜山を記録した独立映画を上映する追慕上映会 が行われる。午後2時から〈マイスウィートホーム、国家は暴力だ〉など3編の 独立映画を無料で上映する。18日には強制退去禁止法立法発議記者会見を開き、 「離れられない人々-もうひとつの竜山、家を失った人々の話」太鼓コンサート を開く。「離れられない」は、竜山惨事を記録したマンガ本だ。トゥリバンの 後、文学、音楽、映画をはじめとする芸術が撤去民と連帯している。 [出処:チャムセサン資料写真] 19日には、2時から6時までソウル300か所での同時多発1人デモを行い、7時から ソウル駅広場で追慕大会を開く。そして3周年になる20日には12時から磨石牡丹 公園烈士墓地で烈士追慕祭を行う予定だ。 竜山で人生を奪われ、家族を失った人々はまだ竜山を記憶し、彼らの生と家族 を奪った人々は竜山を忘れた。「撤去民に重刑を判決したヤン・スンテ判事は 大法院長になり、キム・ソッキは大阪領事になって8か月後に辞任して総選挙に 立候補するという、そんなことを見るととても腹が立ちます」彼女は言葉を結んだ。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2012-01-13 05:53:02 / Last modified on 2012-01-13 05:53:14 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |