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曹渓宗総務院長、竜山惨事拘束者の特別赦免を大統領に請願

  1. 1節特赦での竜山惨事拘束者8人の特別赦免に関心

    チャムセサン編集チーム 2012.02.02 16:50

曹渓宗総務院長のチャスン僧侶が2月2日、竜山惨事の拘束者8人への特別赦免を 李明博大統領に請願した。3.1節特赦で彼らの赦免があるかに関心が集まっている。

▲竜山惨事3周忌の竜山撤去民烈士墓地[出処:資料写真]

チャスン僧侶は2日、青瓦台宛の請願書で「宗教家として重い責任を感じざるを えない」とし、竜山惨事撤去民8人の特別赦免を大統領に請願した。

チャスン僧侶は「竜山惨事の原因は、入居者の権利と撤去民への事前対応をき ちんと考慮しなかった部分も大きいといえる」とし「六人の命が奪われて3年が 過ぎた今も荒野のままに残っているナミルダンの現在の姿を見ても、惨事の全 ての責任を撤去民だけに押し付けるのは望ましくない」と指摘した。

また、チャスン僧侶は「今、竜山の撤去民は、八人の家長が3年以上拘束された 状態で、家族は撤去地域に残り小さな子供と共に苦しい毎日を過ごしている」 とし「中には舅が惨事で犠牲になったことも胸が痛いのに、その息子まで3年間 監獄に閉じ込められている家族の悲しい理由もある」と明らかにした。また、 「二人の撤去民は屋上から落ち、大怪我した状態で裁判を受け、いつ法廷で拘 束されるかわからない不安に苦しんでいる」と伝えた。

さらにチャスン僧侶は「何の力もない撤去民は、政府に責任を問いたくても問 うことができない境遇」とし「一方では生存の不安に苦しみ、他方ではとても 冷たい道路で切迫した状況を号泣して訴えるだけ」と明らかにした。

チャスン僧侶は「本当の対話と疎通は寛容から始まる」とし「拘束された撤去 民8人と関連者に対し、和解と寛容の精神で特別赦免を断行してほしい」と請願 した。また、「現政権が主張する共生社会のためにも、政府が一日も早く拘束 された撤去民の手を取り、社会の統合と国民の和合が空念仏にならないように 大きな決断を下してほしい」と訴えた。

チャスン僧侶は1日、収監中の8人に慰労の手紙と共に領置金などを送り、早け れば来週にも『竜山惨事真相究明委員会』を訪問する予定だ。

チャスン僧侶は韓国宗教指導者協議会と韓国宗教平和指導者会(KCRP)にも特別 赦免請願運動に動くよう要請する予定で、3.1節に拘束者が釈放されるかに関心 が集まっている。

チャスン僧侶は2009年11月総務院長に就任した後、初めての訪問地として竜山 惨事の現場を訪れ、犠牲者の遺体安置所に焼香して遺族を慰労して、竜山惨事 問題の解決に関心を傾けた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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