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終わらない竜山の叫び、「ここに人がいる」

20日、竜山惨事烈士追慕祭が磨石牡丹公園で開催

イ・サンウォン修習記者 2012.01.20 18:09

1月20日、竜山惨事(虐殺)が起きてからちょうど3年になる日だ。この日12時、 竜山惨事遺族と市民、社会団体会員約200人は竜山撤去民烈士が眠る磨石牡丹 公園の烈士墓地に集まった。

「竜山惨事3周忌竜山惨事撤去民民衆烈士追慕祭」、櫓の火災で5人の撤去民 烈士が世を去った日、墓地の前で文字通り『祭事』を過ごした。

3年をむかえた竜山惨事の遺族たちは撤去民烈士の墓地の前で涙を隠せなかった。 遺族のチョン・ジェスク氏は「上の娘の夢にお父さん(イ・サンニム烈士)が安 らかな韓服を着て来たというのに、ここにいるべき愛する息子(イ・チュンヨン 竜山4商工撤対委委員長、拘束)が、今年はきっとお父さんの前に立てると信じ ている」とし、拘束されている撤去民の釈放に力を貸してくれと訴えた。

竜山惨事が発生してから3年、葬儀からわずか2年だが、記憶は生々しい。行く 時は遅かったのに、行けば手が届くような近い時間だった。「1日が1年のよう で、3日が3年のような歳月だった。だが事故の時に軍隊に行った子供が、もう 除隊して、大学に入った子供は4年になった」という遺族のクォン・ミョンスク 氏。「3年の時間は止った歳月」だったという遺族ユ・ヨンスク氏の呼び掛けが 続いた。

「竜山惨事の真相が糾明されるまで、私たち遺族の力になってほしい」という 遺族キム・ヨンドク氏。「真実一つを明らかにするために、遺族はさまざまな 闘争の場所に行った。夫がどうして死んだのかを見て感じたので、家だけにい られない」とし「くやしく亡くなった夫の真相を糾明する」と夫の前で約束し たというユ・ヨンスク氏。遺族がたった一度も忘れなかったのは、まさに 「真相究明」だった。

追悼発言も続いた。特に総選挙大統領選挙がある今年の2012年、政権交替と共 に金万能の社会を変える戦いを始めようという声がとても高かった。

民主労総のチョン・ヘギョン副委員長は、「不正な政権により殺された五人の 撤去民烈士だけでなく、多くの労働烈士が現場で亡くなった」とし「こうした 涙の輪を断ち切るために、2012年は勝利しよう」と追悼発言に替えた。

追慕連帯のキム・ミョンフン議長は「3年前、嵐のように襲ってきた再開発に 抵抗しなければ、追い出された多くの人々が声なく死んでいっただろう」とし 「政権が変わっても金だけを指向する社会を変えなければ、このような悲劇は 続く」とし、この世界そのものを変えるために戦おうという決意を新たにする ことを訴えた。

追慕祭の参加者は、△竜山惨事真相究明、△拘束撤去民釈放、△強制退去禁止 法制定を要求した。彼らは五人の撤去民烈士に献花して、午後1時30分頃すべての 行事を終えた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-01-20 22:45:18 / Last modified on 2012-01-20 22:45:33 Copyright: Default

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