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最低賃金、混乱の中で決定...労働界反発

2012年最低賃金4580ウォン...使用者と公益委員だけで決定

ユン・ジヨン記者 2011.07.13 02:38

2012年最低賃金が今年より6.0%高い4580ウォンに決まった。

最低賃金委員会は7月12日午後8時、13次全員会議を開き、13日午前2時頃にこの ように決定した。だが今回の最低賃金の決定は、労働界を排除して、使用者と 公益委員だけで決定されたもので、労働界から『かっぱらい通過』と批判され ている。

最低賃金委員会は6月30日、労働界委員と使用者委員が同伴辞任して紛糾した。 最低賃金決定法定タイムリミットがすぎた7月1日未明、公益委員が4580ウォン〜 4620ウォンまでを2次仲裁案として出し、すでに退場した民主労総所属の労働界 委員をはじめ韓国労総委員、使用者委員が連続して辞任を決めたためだ。

特に労働界はその後、『最低賃金制度改善闘争』に突入すると発表、民主労総 所属の労働界委員は最低賃金委員会占拠座り込みに突入した。使用者委員も、 最低賃金委員会ボイコットを宣言して最低賃金委員会は混乱に陥った。

だが結局13日、使用者委員は最低賃金全員会議に参加し、労働界委員がいない まま公益委員と使用者委員が2012年の最低賃金を決めた。今回の最低賃金は、 公益委員が最後に提出した仲裁案の範囲の最低線だ。

そのため二大労総は、使用者委員と公益委員が2012年の最低賃金をかっぱらい 処理したため、源泉無効だと宣言した。彼らは13日午前、声明書を発表して 「使用者委員は国民に対し、最低賃金委員会委員を辞任するという記者会見と 報道資料まで配ったが、国民を騙して最低賃金委員会会議に参加した」とし、 「また、最低賃金委員会は結局国民の意思に逆らい、公益委員と使用者側委員 の八百長で、低賃金労働者の現実を全く考慮していない2012年適用最低賃金を かっぱらい処理した」と批判した。

続いて二大労総は、「最低賃金委員会に参加している労働界委員は、今日のかっ ぱらい処理した2012年の適用最低賃金は源泉無効だと宣言する」とし、「二大 労総は最低賃金制度を改善する闘争に突入し、最低賃金委員会が独立した意志 決定機構になるように闘争する」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-07-14 04:47:55 / Last modified on 2011-07-14 04:48:02 Copyright: Default

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