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韓国:「浦二洞火災の鎮火失敗糾弾、住居復旧要求大会」開催
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「浦二洞火災の鎮火失敗糾弾、住居復旧要求大会」開催

江南区庁の火災住民賃貸住宅提供発表を拒否

ホン・クォンホ記者 2011.06.18 00:03

▲浦二洞住居復旧共対委は17日午後1時、江南区庁前で要求大会を開き江南区庁の一方的な火災住民賃貸住宅提供発表を拒否して現住居の復旧を要求すると明らかにした。

『浦二洞266番地火災の鎮火失敗糾弾! 住居復旧共同対策委員会』(以下 浦二洞 住居復旧共対委)は6月17日午後1時に江南区庁前で要求大会を開き、江南区庁の 一方的な「火災住民賃貸住宅提供発表」を拒否し、元の場所での住居復旧を要求 すると明らかにした。

浦二洞266番地再建村は、6月12日、小学生の火遊びによる火災から、消防署の 遅い対処などで村全体に火が広がり96世帯のうち75世帯が全焼した。江南区庁 は75世帯に対して瑞草・江南・松坡区に賃貸住宅を提供する計画だと16日に 発表した。

この日の要求大会で反貧困貧民連帯のカ・ジェウン常任代表は「浦二洞266番地 の住民は、1981年に自活勤労隊という名で強制移住させられ、今まで江南区で 暮らしつつ、江南区民ではない再建村住民として異邦人のように生きてきた」 と話した。

カ常任代表は続いて「これまで住民は、ソウル市と江南区庁に住居環境を改善 するよう粘り強く要求したが、関係当局は強制移住だという客観的証拠がなく、 市有地を不法占有しているとしてこれを拒否し、今回大型火災が発生した」と し「彼らの問題は、単に住居の問題ではなく、そこから離れれば生存が不可能 だという点で、即刻住居を復旧しなければならない」と要求した。

▲元の場所に住居を復旧するよう要求する参加者たち

浦二洞住居復旧共対委のチョ・チョルスン委員長は「市庁と区庁は私たちが貧 しく学がないという理由で強制移住をさせ、今はそれを無視して私たちに出て 行けという」とし「だが今こそ私たちの権利を取り戻す。そこは私たちの根拠 地であり、もしそこに公権力を投入すれば共に死ぬ」と強調した。

ソウルのナム洞連帯のシン・オンジク共同代表は「今私たちが生活を復旧する 現場にいず、ここにいるのはソウル市庁と江南区庁が知らんふりをしているか ら」とし「もしタワーパレスで火事が起きれば、こんなことはなかっただろう」 と批判した。

進歩新党ソウル市党のユ・ウィソン委員長は「共同体を作って暮らす浦二洞 266番地の住民に、土地弁償金撤回のような措置もなく、賃貸アパートを与える からばらばらになって暮らせというのは死ねと言うのと同じ」と叱責した。

▲決議文を朗読する姿

浦二洞住居復旧共対委はこの日の要求大会決議文で「火災の前、ソウル市庁、 江南区庁、国民権益委員会が住民の強制移住の事実を確認し、土地弁償金撤回、 占有権認定などについて、積極的に検討することにしたこととは別に、火災の 後の今は、市有地に暮らすことが不法だから出て行けとだけ言う」とし「約束 を翻意するのがそんなにやさしければ、この村の住民になって一日でも暮らし てみろ」と批判した。

続いて浦二洞266住居復旧共対委は「住民の生計の根拠地はまさにここだ。強制 移住の歴史を政府が認め、私たちの権利を取り戻す場所もまさにここだ」とし 「われわれは初動鎮火に失敗し、村のほとんどを全焼させたことの真相を糾明 し、きちんと住居が復旧されるように市民社会団体、良心ある市民と一つに なって闘う」と宣言した。

一方、浦二洞の住民は、火災発生後に江南区庁が九龍小学校に用意した臨時の 避難所への入所を拒否した。彼らは村から避難している間、貧しい村が撤去さ れればもう村に戻れないことを心配してテントと村の会館などで暮らしている。

これについてある住民は「九龍小学校に行ってふとんをもらおうとしたら区庁 の職員が『臨時避難所に入らなければふとんは貸せない』と話し、そのまま戻っ た」とし「もし私たちが臨時避難所に入っていればすぐ撤去が始まる」と話した。 (記事提携=ビーマイナー)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-06-22 05:21:02 / Last modified on 2011-06-22 05:21:22 Copyright: Default

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