韓国:「暴力的工事強行、将兵福祉の目的ではないTHAAD既成事実化」 | |
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THAAD反対団体「暴力的工事強行、将兵福祉の目的ではないTHAAD既成事実化」「北核の口実がなくなったのに強行・・・THAAD完全配置を重視」
パク・チュンヨプ ニュースミン記者 2018.04.24 12:31
THAAD反対団体が4月23日、国防部のTHAAD(高高度ミサイル防衛体系)基地補修工事に関する装備を搬入したことに対し、 「THAAD完全配置のためのもの」と批判した。 THAADは公式には「臨時配置」だが、 南北対話で平和の雰囲気が熟する前にTHAAD配置の関連手続きを急いだという点は、 事実上「完全配置」を狙ったという指摘だ。 韶成里サード撤回星州住民対策委員会など6団体はこの日、声明書で 「北朝鮮が非核化と豊渓里核実験場閉鎖も宣言し、 終戦協定と平和協定が議論されている状況で、北の核の口実はなくなった」とし 「北朝鮮との平和を望んでいるのに、東北アジアの新しい冷戦を呼ぶような THAADのための工事をすることは、とても理解できない」と明らかにした。 続いて警察が保守団体と衝突を防ぐためとして兵力を配置し、 装備進入路を確保するための作戦を行ったことに対しても批判があがった。 彼らは「突然現れた守旧団体と衝突を防ぐといったが、 突然住民と円仏教聖職者を鎮圧した。 守旧団体の背後に国防部または警察があると疑うほかはない」と説明した。 最後に「暴力的な敷地工事の強行は、平和協定前にTHAADを既定事実化するためだという点がはっきりした。 われわれはこれから工事期間中は毎日工事作業員の出勤と工事資材出入を阻止する」と強調した。 先立って住民の強い反発の中でも国防部は4月23日に軍用トラック20数台で 工事装備と骨材を搬入した。 作戦の報せに接した住民は、22日の午後6時40分頃からTHAAD基地に通じる 入口のチンバッ橋で座り込みをした。 警察は抵抗する住民を一人ずつごぼう抜きにすると、住民が強く抵抗し、 多くの負傷者が出た。 住民15人が星州保健所に運ばれ、このうち3人は病院に運ばれた。 一方、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は昨年9月7日、 THAAD基地にTHAAD発射台を追加搬入した後にTHAAD配置は「臨時配置」だと強調した。 文在寅大統領は 「(THAAD配置の目的は)北の核問題を平和的な方法で解決し、 朝鮮半島に戦争の不安をなくすため」だとし 「今回のTHAAD配置は緊迫した安保と緊急性を考慮した臨時配置だ。 THAAD体系の最終配置はさらに厳格な一般環境影響評価の後に決定する」と明らかにした。[記事提携=ニュースミン] 翻訳/文責:安田(ゆ)
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