韓国:「われわれは働きに来たムスリム。テロリストではありません」 | |
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「われわれは働きに来たムスリムです。テロリストではありません」「一生懸命働いているのにテロリスト?」...「魔女狩りをやめろ」
パク・チュンヨプ記者 2015.12.14 14:04
[出処:ニュースミン] 移住労働者のリ某(40、インドネシア)氏は、城西工団で働くムスリムだ。 リ某氏とともに城西工団で働くムスリム10数人は12月13日午後3時、 イスラムの午後礼拝の時間(Ashar)に合わせて大邱市2・28記念中央公園の噴水台で礼拝(Salat)を行った。 平日、工場の中ではきちんと礼拝するのが難しいが、この日だけは彼らは頭にペチ(Peci)をかぶり、サルン(Sarung)も巻いた。 フランスのパリでのテロ以後、リ某氏はますます冷たい眼差しを受けている。 リ某氏にとってイスラムは「平和で美しい宗教」だが、まるでムスリムを極端主義武装団体であるイスラム国家(IS)であるかのように見られるからだ。 彼はペチの上に"I'm a Muslim, Not a Terrorist"という文句を書いたたすきをかけた。 礼拝の後にリ某氏は英語と短い韓国語で 「われわれはただ韓国で働いているムスリムだ。 韓国にきて一生懸命働いて金を稼ぎたい。 テロリストでもなくて、ISでもない。 イスラムは平和で美しい宗教」と話した。 この日、インドネシアのムスリムの他にも2.28記念中央公園には ネパール、ベトナム、ウズベキスタン、中国、フィリピンなど、 さまざまな国から来た移住労働者約120人が集会を開いた。 12月18日の世界移住民の日を控えて「移住労働者の人権保障」を訴えるためだ。 [出処:ニュースミン] この日の集会を主催した大邱慶北移住連帯会議は、集会の趣旨として 「最近のフランスのテロを契機として広がっている未登録移住労働者に対する魔女狩り式の世論誘導に問題を提起し、 国際的な連帯により平和な世界を摸索」するためだと説明した。 続いて「移住労働者の労働三権保障、国連移住民協約を批准して、 雇用許可制を全面改正することを要求し、 未登録労働者の摘発追放を糾弾する」と明らかにした。 大邱移住女性人権センターのカン・ヘスク代表は 「移住民女性は韓国政府から言われるままにしているのに、ある移住民女性が娘と共に夫に殺された」とし 「彼は夫の暴力が深刻で、生命の威嚇を感じて何とか離婚したのに、娘と共に拉致された。 警察に過去の暴力を申告したが、警察は移住民の申告を握りつぶした」とし、移住女性の境遇を訴えた。 ペ某(38)氏は「韓国でわれわれは一生懸命働いている。 しかし社長がとても恐ろしい。 社長が嫌がらせをするので、もう会社に通えないほどだったので逃げたところ、 今度は私が不法だという」とし、「またビザを取って働きたい」と話した。 彼らは集会を終えた午後4時に大邱市内一帯をデモ行進した。 [出処:ニュースミン] [出処:ニュースミン] 付記
パク・チュンヨプ記者はニュースミンの記者です。この記事はニュースミンにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。 翻訳/文責:安田(ゆ)
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