本文の先頭へ
韓国:移住民の人権侵害、市民が監視する
Home 検索

移住民の人権侵害、市民が監視する

市民監視団『キャッツアイ』、30日に発足式を開催

ユン・ジヨン記者 2010.06.29 14:49

移住民人権侵害市民監視団の『キャッツアイ』が6月30日午前11時、国家人権 委員会の講義室で発足式を進める。

『キャッツアイ』とは、G20首脳会談を控えて移住労働者への政府の摘発が強化 され、移住民の人権、労働権、生存権侵害を監視する目的で作られた。

市民監視団を構成した移住労組は、「道路で警察と入管摘発班が移住労働者を 摘発する過程を徹底的に監視して、無慈悲で野蛮な摘発を事前に防がなければ ならない」とし「キャッツアイは、反人権的で野蛮な摘発を防ぎ、結局は移住 労働者の人権と労働権を実現する」と明らかにした。

『キャッツアイ』は以後、△移住労働者の反人権的摘発、不審検問監視と状況 のアップデート、△反人権的摘発現場に抗議して写真や映像で記録、△未登録 移住労働者の摘発の不当性、平等な人権と労働権を伝える、△所属団体、会、 インターネットで摘発追放に反対する活動、△摘発追放中断と人権実現のキャ ンペーン、集会参加などの活動をする。

移住労組のチョン・ヨンソプ事務局長は、「今まで監視団参加の意思を明らか にした市民はツイッターで50余人、オフラインで10人ほどで、支援リストが引 続き入ってきている」とし「8月の取り締まり期間中ずっと監視団募集を進め、 G20首脳会談が終るまで活動を続ける予定」と明らかにした。

また今後の計画には「1か月に1、2度定期キャンペーンと毎月20日頃に月例行動 を進め、反人権的摘発状況で抗議集会などを計画している」と説明した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-06-30 03:43:57 / Last modified on 2010-06-30 03:43:59 Copyright: Default

関連記事キーワード



このフォルダのファイル一覧上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について