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韓国:初の報道機関同時スト、言論労組が外信記者会見
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初の報道機関同時スト、国際社会で注目されか

言論労組が外信記者会見... シュピーゲル、毎日、ABCなど優秀な報道機関が集まる

ソン・ジフン修習記者 2012.03.21 15:33

全国言論労働組合は3月21日、プレスセンター19階の記者会見室で、外信に対し 政権の言論掌握を糾弾する内容の記者会見を行った。この記者会見にはドイツ のシュピーゲルをはじめ、日本の朝日、毎日、米国のABC、英国のロイター通信 などの記者が参加した。

言論労組のイ・ガンテク委員長は、記者会見の冒頭発言で「この国で明らかに 民主主義が退行している」とし「世界の人の良心に訴える。この国のみじめな 言論の現実を外信記者は世界に広く伝えてほしい」と明らかにした。

記者会見は、外信に韓国政府の言論掌握の意図とそれによる各報道機関のスト ライキの現況を主に説明した。言論労組はストライキ中の各報道機関別に、 政権の言論掌握過程と不公正報道事例をブリーフィングした。

各報道機関労組委員長はみんな政権の言論掌握の意図により任命された『落下傘 社長』の就任以後、発生した不公正報道事例と報道機関掌握過程を具体的に 説明し、『落下傘社長』の退陣を要求した。

KBSは、理事会と大統領がチョン・ヨンジュ前社長を背任容疑で解雇して、キム・ インギュ社長を任命した過程を説明しながら、この過程で国家情報院と検警、 国税庁までが動員されたと主張した。チョン・ヨンジュ前社長は、2008年8月に 背任容疑でKBS社長職を解雇されたが、1月に大法院の無嫌疑判決を受けた。

MBCもキム・ジェチョル社長の任命の過程で政権の影響があったと主張した。 MBC労組のチョン・ヨンハ委員長は「キム・ウリョン前放文振理事長が『任命権者の 意を無視できない』という言葉で、キム・ジェチョル社長の任命は政権の押し付け 人事だったという事実を認めた」とし、キム・ジェチョル社長の退陣を要求した。

YTNと聯合ニュースもそれぞれ李明博政権以後、報道の公正性を失った事例を 紹介し、政権の言論掌握専横が深刻な水準であると知らせた。

外信は記者会見で活発に質問し、韓国の報道機関の共同ストライキに関心を示した。

政府の言論掌握に対する言論労組の解決策を問うシュピーゲル紙の質問に、 言論労組のイ・ガンテク委員長は、「言論掌握の責任者を捜し出し、処罰することが 最優先で、次は今後再びこんなことが発生しないように法制度を整備すること」 と答えた。

パリに本部をおく国際言論監視団体『国境のない記者会』の言論労組ストライキ 支持と、政府の事態解決の要求に続き、韓国の報道機関共同ストライキが国際社会 の注目を集めるのか、帰趨が注目されている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-03-21 20:45:30 / Last modified on 2012-03-21 20:45:44 Copyright: Default

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