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韓国:MBC労組、圧倒的にストライキ可決
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MBC労組、圧倒的にストライキ可決

77.6%ストライキ賛成...放送中断まで行ける

チャムセサン編集チーム 2011.08.19 01:08

MBC労組が圧倒的な賛成率でストライキを可決した。

言論労組MBC本部は「2010賃金団体協議争奪と公正放送MBCを正常化するための 全面ストライキ」賛否投票で、在籍人員1883人中1728人が参加、投票参加率は91.8%で、1341人が賛成、77.6%の高い賛成率でストライキを可決した。

今回のストライキ賛成率は昨年、キム・ジェチョル社長が任命された時の全面ストライキ賛成率の75.9%より1.7%高い記録だ。

[出処:言論労組MBC本部]

前のストライキでは最低限の放送人材を残したが、今回MBC労組がストに入ると 最小残余人材なしでストライキに入るため、事実上、MBCの放送中断状況も念頭 に置いていると言われ、今後の推移に関心が集中している。

MBC労組は開票直後に特報を出し「これほど高い賛成率は、キム・ジェチョル 体制1年半への組合員の明確な審判といえる」とし「2年連続の全面ストライキ に憂慮が広がっているが、むしろ賛成が増えたのは、組合員がキム・ジェチョル 体制に感じている怒りがそれ以上に高かったからだろう」と高いストライキ 賛成率を分析した。

また、今回の投票の結果、ストライキ可決の知らせがツイッターとFaceBook等 で伝えられ、MBC労組に対する支持も急速に広がっている。キム・ジェチョル 体制になってから、公正放送の憂慮が高い状況で、MBC組合員のストライキ決定 に対し「MBCはまだ死んでいない。MBCが生きている」という世論が広がっている。

▲ストライキ賛否投票開票のようす[出処:言論労組MBC本部]

MBC労組は「組合はこうした内外の熱い支持を基礎に会社への圧力を高めていく」 とし、「今回の全面ストライキの最優先の争点になる賃金団体協議交渉の妥結と MBC正常化のための圧迫を持続的に展開していく」と明らかにした。

ストライキ突入の時期については、今後の会社側との交渉過程と周辺の条件など を考慮して、慎重に決めると明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-08-20 21:54:16 / Last modified on 2012-02-28 15:05:32 Copyright: Default

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