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言論の首をしめて乱暴する警察

警察が言論の自由を侵害... 全北市民社会団体「強力に対応する」

キョン・ウナ記者 2011.08.02 18:00

全北警察がチャムソリ記者の取材を妨害し、暴行したことについての糾弾記者 会見が8月2日に全北道警察庁前で開かれた。

この日の記者会見には、チャムソリ代表のムン・ギュヒョン神父とパク・ミンス 弁護士、進歩新党全北道党、民主労働党全北道党、全教組全北支部、KT民主 同志会、民主労総全北本部、社会公共性強化ネットワークなどが参加して開かれた。

[出処:チャムソリ]

該当事件は7月26日、全北高速と全北タクシー一般労組の労働者たちの1人デモ を取材している時に、全州完山署所属の警官がチャムソリ記者の取材を何回も 妨害し、これに抗議した記者の首をしめるという暴力を行使したことだ。労働者 たちは全北経済人総連が主管する労使大学CEO入学式イベントに参加する労働部 長官に闘争懸案を知らせる1人デモをしていた。

言論の首をしめた事件、言論の自由を公権力が侵害

記者会見でムン・ギュヒョン神父は「惨憺たる気持で参席することになった。 今回の暴行は、全北の言論への暴行で、大韓民国の言論圧殺行為だ。長官を保護 するために言論を隔離し、首をしめるのは言論の首をしめるものだ」と強く警察を 糾弾した。

▲チャムソリのムン・ジュヒョン記者は当時の被害状況を証言し、全北警察が地域言論をどう見ているのかを知らせる事件だと伝えた。[出処:チャムソリ]

被害者のムン・ジュヒョン記者は「記者の前で記者会見をするとは、夢にも思 わなかった」と前置きした後「1人デモは平和に行なわれ、警察が出るような 状況では全くなかった。しかし警察は記者が身分を明らかにしたのに無視して 暴行し、制圧した」とし「全北警察が地域言論をどう見ているのかを示す」と 憤激を放った。

パク・ミンス弁護士は「基本権である核心の言論の自由を警察が侵害した事件だ。 法律的には業務妨害行為は明白で、暴力行為、職権乱用の余地もある」とし 「対策委で決まり次第、強力に法的対応する」と明らかにした。

全北市民社会団体、加害者の厳重処罰と再発防止を要求

参加者は記者会見の朗読で「チャムソリ記者の正当な取材活動を妨害した警察 の暴力は、言論の自由な活動を深刻に侵害するもので、その上首をしめる暴力 を行使したのは警察の職務遂行範囲を逸脱しており、業務妨害罪だ」と批判した。

続いて、「全北警察は、今回の記者暴行事件に対して徹底した内部調査と共に 被害者への謝罪に加え、加害者を厳重に処罰するべきで、今回の事件に対して 全北警察庁の公式な謝罪と再発防止の約束を要求する」と主張した。

今後、チャムソリ記者暴行全北警察糾弾対策委(仮)は法的対応を含む1人デモなど 地域社会世論戦と共に強力な闘争を展開していく計画だ。

▲全州完山で所属強力掛刑事が本紙記者の首をしめて暴力を行使している写真。全北警察は明白な証拠写真にもかかわらず、暴力行使の事実そのものを否定している。[出処:全北タクシー一般労働組合]

一方、全北地方警察庁は暴力を行使した証拠写真が存在するのに記者会見当日 「若干のもめごとがあっただけで、首をしめたり暴力を行使した事実はない」 という立場を発表、回避に汲々とする姿を見せた。(記事提携=チャムソリ)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-08-03 18:38:23 / Last modified on 2011-08-03 18:38:24 Copyright: Default

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