韓国:MBC記者会、「信頼されるMBCニュースに戻る」 | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(12/25) ・レイバーネットTV(11/13) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班(11/22) ・ブッククラブ(10/12) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第96回(2024/11/15) ●〔週刊 本の発見〕第368回(2024/11/21) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/11/14) ●川柳「笑い茸」NO.157(2024/9/26) ●フランス発・グローバルニュース第14回(2024/10/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第95回(2024/9/10) ●「美術館めぐり」第4回(2024/10/28) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
MBC記者会、「信頼されるMBCニュースに戻る」言論関連学科教授100人中79人が「MBC総選挙・大統領選挙の報道を憂慮」
チャムセサン編集チーム 2012.01.26 15:37
公正な報道、報道本部長などの辞任を要求し、製作拒否二日目をむかえている MBC記者会と映像記者会が1月26日、〈国民と視聴者に差し上げる文〉を発表し、 製作拒否の不可避性についての立場を表明した。 1月5日、記者会は総会を開き、報道本部長と報道局長の不信任投票を行い、彼 らの辞任を決めた。しかしMBC使用者側はパク・ソンホ記者会長の〈ニューストゥ デイ〉のアンカー職を剥奪し、パク・ソンホ記者会長とヤン・ドンアム映像記 者会長を人事委員会に回付した。記者会は25日から製作拒否に突入した。 これにより50分の〈ニュースデスク〉は15分に、90分の〈ニューストゥデイ〉 はたった10分に縮小編成されるなど、MBCニュースの放送は混乱している。 ▲MBC記者がピケッティングをしている中をムン・チョロMBC報道局長が歩いていく[出処:言論労組] MBCの記者は、〈国民と視聴者に差し上げる文〉で「われわれMBCの記者は、 ニュースの混乱を見てみじめさを感じています。そして何よりも国民と視聴者 の皆さんに心から謝罪します」とし「正論直筆のために、国民の知る権利のた めに、さらに努力すべき私たちの責務を放棄したこと、重い決定だという点を よく理解しています」と明らかにした。 しかし現政権の初期まではMBCのニュースが壊れていなかったとし「少数の政治 的な人物が要職を掌握し、ニュースを壊した結果、この1年間でMBCニュースは 視聴者の信頼を失ってしまった」と強調した。 記者会は文で「李明博大統領の内谷洞私邸の議論、キム・ムンス京畿道知事の 119電話の議論のように、権力に敏感で不利な記事は続々と縮小、脱落しました。 半額登録金、韓米FTA、10.26再補欠選挙のような敏感な事案には明らかにバラ ンスを失った不公正報道が続きました」と説明した。その結果、最も公正で、 批判的だと評価されてきたMBCニュースがわずか数年間で、最も不公正でおとな しい言論に転落したと嘆いた。 また、「内部からの問題提起は無視され、取材現場の声は黙殺されました」と し「ヒラ記者の公正報道監視機構である民主放送実践委員会が数十本の報告書 で不公正報道を指摘しても、記者会が直間接的に何度も憂慮と警告を伝えても、 聞こうとしませんでした」と明らかにした。進んで「仕事ができ、きちんとも のを言う記者は、ひそかに閑職に押し出されました。対話が生命の報道機関 内部で、こうして議論の道が閉ざされてきました」とMBCの内部状況を伝えた。 結局記者会は「彼ら(MBC経営陣と報道責任者)に重要なことは『国民と視聴者に 信頼されるニュース』ではなく『権力に信頼されるニュース』だと結論しまし た」と製作拒否の不可避性を説明した。 MBC記者会は「きちんと言うべきことが言えずに沈黙した過去を強く反省する契 機にします」とし、正論直筆、公正なニュース、国民の知る権利と人権尊重、 報道の自律と独立という常識を回復させ、必ず信頼されるMBCニュースに戻ると 明らかにした。 一方、1月25日から27日まで、MBC正常化のためのストライキ賛否投票を実施し ている言論労組MBC本部は、26日に労組機関紙で言論関連学科教授100人に対し MBCの公正性と信頼性について調べた結果を発表した。 [出処:MBC労報(労組機関紙)] [出処:MBC労報(労組機関紙)] 調査に参加した言論関連学科の教授の63%は、MBCが公正性の面で以前より悪く なったと評価した。また、MBC報道の信頼性も68%が以前より悪くなったと答えた。 教授たちは、MBCの公正性と信頼度が前より低下したり改善しない最大の理由に 『政府側指向の幹部による報道統制』を選んだ。何と回答者の70%がこれを支持 し、記者会が主張する報道部門の人的刷新の必要性に力を貸した。 79%の教授が現在のMBC状況を考慮すると、MBCが来る総選挙と大統領選挙を公正 かつ信頼性を持って報道できるかが憂慮されると明らかにした。きちんとやっ ているという応答は18%に終わった。 [出処:MBC労報(労組機関紙)] また、最近問題になった事案に対するMBCの報道は、公正性と信頼度の側面で、 すべて落第点だった。ソウル市長補欠選挙の報道は68%、李明博大統領の内谷洞 私邸疑惑の報道には71%が問題があると指摘した。また韓米FTA関連報道には 79%、李明博大統領側近の不正疑惑にも73%が問題を指摘した。 この調査はハンギルリサーチが1月11日から12日まで電話による面接調査で実施 し、95%の信頼水準、誤差は9.8%ポイントだ。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2012-01-26 23:04:18 / Last modified on 2012-01-26 23:04:20 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |