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韓国:PD手帳死守共対委 発足
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「PD手帳は言論の自由の象徴...必ず死守」

野五党、市民社会230団体が『PD手帳死守共対委』発足

キム・ドヨン記者 2011.03.16 14:55

政界と市民社会陣営が大々的にPD手帳死守を始めた。

民主党、民主労働党、創造韓国党、進歩新党、国民参与党の野五党と民主労総、 参与連帯、進歩連帯、言論改革市民連帯、言論労組など約240の労働、社会、 言論団体およびネチズンは3月16日、国会本庁前で『PD手帳死守および言論の 自由を守る共同対策委員会』(PD手帳死守共対委)発足式を開き「PD手帳は韓国 の良心で、この時代の番人」とPD手帳死守を決意した。

彼らは発足宣言文で「『BSE感染牛肉』 『竜山惨事』 『検事とスポンサー』 『4大河川水深6Mの秘密』等、PD手帳はいつもこの政権の醜悪な面を掘り起こし 公開する最前線に立っていた」とし「今日、共対委を始める理由は、PD手帳が MB政権の言論掌握シナリオを全身で阻止してきた最前線に立つ、言論の自由の 象徴だからだ」と明らかにした。

この日の発足式に参加した民主党のチョン・ジョンベ議員は「真実が黙り、偽 りがのさばる世の中を作ろうとたくらむ李明博政権にとって、PD手帳は目の上 のたんこぶのような存在だった」とし「PD手帳を守るために妥協することなく 憤然と戦う良心的ジャーナリストを助け、言論の自由を守る」と話した。

ジャーナリストの報道闘争を要求する市民社会団体の声も高かった。進歩連帯 のパク・ソグン共同代表は、「PD手帳だけが奮闘しているので袋叩きにされる。 時事教養局のPDをはじめ言論労働者が省察と行動に立ち上がろう」とし「現場 で積極的に報道闘争をしてくれ」と訴えた。

言論労組のイ・ガンテク委員長は「これまでずいぶん押され、もう崖っぷちに いるという危機意識と切迫感がある」とし「もうこれ以上退くところがない。 失ったものを今こそすべて取り戻す」と宣言した。

彼らはその後、PD手帳死守闘争の転末と正当な要求を国民に公開して、『公営 放送MBC』と『PD手帳』の価値を伝える一方、チェ・シジュン放送通信委員長の 連任を阻止する活動などをしていく計画だ。

なお、MBC経営陣はPD手帳の看板格のチェ・スンホPDを含む六人のPDを強制的に 交替させ『MBの土下座』放送を取り消させて問題になった。これに対してMBCの 時事教養局PDは11日、ユン・キリョン局長の退陣を要求して製作拒否を決意した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-03-18 10:59:46 / Last modified on 2011-03-18 10:59:49 Copyright: Default

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