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韓国:KBS受信料値上げ案、文化放送委への上程そのものが不適切
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「KBS受信料値上げ案、文化放送委への上程そのものが不適切」

言論公共性連帯、ハンナラ党『かっぱらい』批判...「民主党はボイコット次元を越えろ」

チョン・ジェウン記者 2011.04.20 09:04

国会文化体育観光放送通信委員会(以下 文化放送委)法案審査小委員会は、4月 19日にKBS受信料の値上げ問題などを議論する予定だったが、民主党の議員の 「不参加」で小委を開けないなど、受信料値上げをめぐる議論が高まる中で、 大田・忠南地域の24の労組、市民団体が、ハンナラ党の受信料値上げ強行処理 を批判した。

彼らはまた、民主党をはじめとする野党に「文化放送委による受信料値上げ案 の上程を受け入れた民主党は、文化放送委をボイコットする次元を越え、文化 放送委そのものの受信料値上げ案の議論を直ちに中断」すべきだと要求した。

先立って与野合意があった18日の国会文化放送委のKBS受信料値上げ案公聴会は、 民主党議員の不参加の中で進められた。文化放送委のチョン・ジェヒ(ハンナラ 党)委員長が、午後に予定された全体会議にKBS受信料値上げ案の代替討論を職 権で上程したため、民主党議員が『与野の合意ない一方的な上程』と強く反発 したためだ。

民主党の議員たちは当日午前10時、受信料公聴会に集団で欠席し、文化放送委 は公聴会と代替討論の直後に受信料値上げ承認案を法案小委に回付した。

大田忠南言論公共性守護連帯は声明書を出して、「現在文化放送委に上程され ているKBS受信料3500ウォン値上げ案は、最低限の国民的同意手続きも踏まない 値上げ案だった。すでによく知られたように今回の値上げ案は下半期に予定さ れた朝鮮・中央・東亜総編のためKBSの広告を奪う目的の政略的な受信料値上げ で、KBSの正常化や社会的な責務の強化とは無関係だ。今回のKBS受信料値上げ 案の文化放送委案件の上程そのものが不適切だった」とし「国会跛行は予想さ れたこと」と指摘した。

また、ハンナラ党に「2009年にメディア法をかっぱらい通過させた経験がある ハンナラ党は、今回も国民の視聴料値上げ反対の要求を握りつぶして力の優位 でまたかっぱらい処理を強行しようとしている。補欠選政局に便乗して受信料 値上げ案をかっぱらい処理しようとする軽薄な手を使っている」と強く批判し 「受信料値上げ強行を中断しろ」と要求した。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-04-21 06:09:34 / Last modified on 2011-04-21 06:09:35 Copyright: Default

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