韓国:ハン・ミョンスク裁判..朝鮮日報のぼかし報道 | |
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ハン・ミョンスク裁判..朝鮮日報のぼかし報道[ミン・シル上(胃)報告書]一人だけ別の耳を持った新聞
言論労組民主言論実践委員会/ 2010年03月24日12時37分
ハン・ミョンスク前総理が5万ドルわいろを受け取った容疑で裁判を受けている。 どのような判決が出てこようが、それは言論の役割ではない。裁判所の役割だ。 言論は裁判が不公正に行われないよう監視し、裁判の結果が出ればこれを報道 すれば良い。それでも言論が針小棒大に特定の判決を引き出そうとするのなら、 もはや言論ではなく特定政治勢力の広報紙でしかない。 ハン前総理の裁判の結果が6月にある地方選挙の版図に影響を与えるのは自明な ので、裁判の過程での陳述が主要記事として処理された。裁判では被告人に有 利だったり不利な証言が出る事もあり、時々裁判の流れを変える証言が出てき たりもする。3月11日公判でのクァク・ヨンウク前大韓通運社長の証言がまさに それだ。「ハン前総理に直接金を渡した」というこれまでの陳述を翻し、「金 の封筒を椅子に置いて出てきた」と話したのだ。 通信と新聞は、いっせいにこの事実を重く報道した。検察の起訴内容をひっく り返す発言だったからだ。検察の高圧的な捜査の疑いまで提起した京郷、ハン ギョレはもちろん、さらに中央、東亜さえ『椅子に金を置いて出てきた』とい うファクトを題名に上げた。 ▲クァク・ヨンウク「総理公館に5万ドル置いて出た」(連合) ▲3月12日付「2002年ゴルフ用品店共に同行998万ウォンの一斉ゴルフクラブ買って」記事内容[出処:Chosun.com] 唯一、一つの新聞だけが完全に違っていた。 朝鮮日報が他の報道機関と違う題名を選ぶことはたびたびある。これは誤りと はいえない。むしろ長所だ。読者がすでに一日前に放送と通信、インターネッ トでみた記事を翌朝また同じように見たくないこともあるからだ。平常時に朝 鮮が題名を変えて書こうと努力するのは肯定的に評価できる。核心内容を十分 に伝え、題名を自分の視点で選ぶのなら問題にならない。しかし今回だけは題 名であれ、記事であれ、最も核心的な内容を落とした。核心は無視して小枝を 誇張したのは特定の政治的意図があるとしか解釈できない。 報道機関の中で最も早くハン前総理の実名を報道し、雰囲気を作った朝鮮日報 が、まさに裁判で自分たちが思っていた雰囲気と違う内容が出てくると、これ を無視して薄めようとしたのは、言論の正道でなく特定政治勢力広報紙の典型 だ。現場を取材した記者から「朝鮮日報だけ違う耳を持っていた」という皮肉 も出てきている。[全国言論労働組合民主言論実践委員会] 翻訳/文責:安田(ゆ)
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