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韓国:MBC社長の壁新聞闘争
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MBC社長の壁新聞闘争

[MBC非常対策委]キム・ジェチョル社長の壁新聞

MBC非常対策委/ 2010年03月19日14時59分

『テント政治』で出勤阻止の壁を乗り越えたキム・ジェチョル社長が、『ジョ イント波紋』で壁新聞闘争を始めた。MBC社長の立場として大きな文字で書かれ た壁新聞を会社のあちこちに貼り付けたのだ。キム・ウリョンの浅はかなイン タビューがすべて偽りなら、誰よりも自分が血を吐く心情だろうから、壁新聞 でも出したい鬱憤は理解できる。

ところがすべて文を読むと、ようやく収まった怒りがまた押し寄せてくる。刑 事告訴の対象がキム・ウリョンではなく新東亜の取材記者だという。MBC構成員 全体を恥辱に落とした『ジョイント発言』を取材記者がしたというのか? 記者 がキム・ウリョンが言いもしない言葉をでっちあげて記事を書いたというのか? 文法にも合わない卑劣な言葉がそのまま書かれているのを見ると、少なくとも でっちあげ記事ではないことぐらいは一目でわかる。実際に新東亜側はキム・ ウリョンの卑劣な言葉インタビューを最初から最後まですべて録音したという。

ではキム・ウリョンがこうした言葉を言ったのは事実でも、そのまま書くこと が名誉毀損になると思ったのだろうか? 違う。放文振理事長の言葉でこの程度 の公益的な目的があれば、名誉毀損にあたる可能性は殆どないという法律の常 識ぐらいはキム・ジェチョル社長も持っているだろう。それでもなぜ事故を起 こしたキム・ウリョンはそのままにして、記者に、それも勝つこともできない 告訴をしてうつぷんを晴らすのか? とても納得できない言葉をぺちゃぺちゃ言っ たキム・ウリョンに納得できる釈明を乞うキム・ジェチョル社長をわれわれは とうてい納得できない。

あんな浅はかな言葉でMBCの自尊心を踏みにじったキム・ウリョンに対し、キム・ ジェチョル社長がまだ刃を突きつけられない理由は何か? キム・ウリョンは、 キム・ジェチョルの弱点だからだ。何よりもキム・ウリョンはキム・ジェチョ ルに関してもっと多くの秘密を、もっと具体的に知っているだろう。キム・ジェ チョルに負けないラクビーボールのキム・ウリョンがすべてを暴くと言い始め た状況がなんとも恐ろしくはないか。百歩譲って、キム・ウリョンの言葉がみ んな偽りで、キム・ウリョンは気がおかしい人だとしよう。それでもキム・ウ リョンはキム・ジェチョルの弱点だ。気がおかしな人が任命した言葉をちゃん と聞く社長がまさにキム・ジェチョルだからだ。

どう考えても結論は一つだ。キム・ジェチョル社長がキム・ウリョンと共に MBCから消えること。これがすでにずたずたに傷付いたMBC後輩の自尊心をキム・ ジェチョル社長が守る道になるだろう。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-04-04 09:39:09 / Last modified on 2010-04-04 09:39:10 Copyright: Default

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