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韓国:MBC局長級、社長が問題を解決しろ!
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MBC局長級、社長が問題を解決しろ!

公営放送MBC社長、信頼が最優先

MBC労働組合/ 2010年04月14日10時19分

MBC史上初めて84年入社、27年になる局長級の社員が前に立ち、社長の約束破棄 と無責任な動きを強く叱責した。『現事態を憂慮する84年入社社員たち』は、 4月13日に発表した声明で、今キム・ジェチョル社長は「信頼と指導力で危機を 迎えている」と会社内外の厳しい状況について当事者の金社長が解決せよと口 を揃えて要求した。

彼らは「納得できないファン・ヒマン副社長の任命を撤回せよ」とし、あえて ファン・ヒマンに固執すれば「また大統領府でどやしつけられたからではない かという疑惑を招くだけで、自ら社長の資格を否定するようなもの」と批判し た。また、キム・ウリョンの告訴の約束は「金社長個人が恣意的に撤回できる ような軽微な事案ではない」とし、告訴放棄は「キム・ウリョンの言葉が全部 事実だったと認めるものではないかという疑惑を増幅させている」と強調した。

彼らは特に「公営放送であるMBCの社長は、信頼が最優先だ。全国民の前で社長 が約束した事案が守られなければ、視聴者は誰もMBCニュースと番組を信頼しな い。二つの事案を履行しなければ金社長の信頼が崩れるばかりか、MBC社長の面 目が立たない」と強く叱責した。続いて、「選択の時間はあまり多くない」と し、事実上最後通告を送り、金社長が約束の履行を拒否すれば辞任が不可避だ という意を強く示唆した。

今回の声名には、一部の職務局長などを除くほとんどの84年入社が同意したと 言う。27年目になる局長級の社員が公開で社長を批判する声明を発表したのは、 MBCの歴史にないできことで、キム・ジェチョル社長の破廉恥な動きに対する MBC構成員の怒りが組合を越え、全社に広がっていることを克明に示す。84年入 社の古参社員が行動に立ち上がったのに続き、他の古参社員と職務部長も相次 いで声明と団体行動を準備しているといい、キム・ジェチョル社長の退陣は ますます既定事実化する雰囲気だ。

キム・ジェチョル、報道局の部長団との昼食をキャンセル..また潜伏

キム・ジェチョルは4月13日昼、報道局の部長団と汝矣島マリオットホテルのレ ストランで昼食会をする計画を緊急に取り消し、また潜伏した。金社長はこの 日の集りで現事態に関する自分の立場を説明して報道局部長団を懐柔すると発 表されたが、組合がデモ隊を急派し、一部の報道機関が取材に入ったため、急 いで計画を取り消したという。

ファン・ヒマン、忠州MBCに出現...組合員の抗議で追い出される

ファン・ヒマン副社長は13日、忠州MBCを訪問し、ペ・テユン社長との昼食の後、 午後1時30分頃に会社に入ったが、組合員に見つかり集団で抗議を受け、5分後 に追い出された。ファン・ヒマンの報道局の先輩であるペ・テユン社長は忠州 MBCの組合員たちに「ファン副社長が昼食でもしようと訪ねてきた。特別な目的 はなかった」と話した。忠州MBCの組合員は先週の金曜に馬山MBCを訪ねたファ ン・ヒマンが特別な理由もなく、また忠州MBCに現れたことについて、「会社を 二回も危機に追いやり、全国8道の遊覧をしているのではないか」と憤激を放っ た。今回の事件を契機に、地域のMBCにはファン・ヒマン特別警戒令が下った。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-04-19 02:09:40 / Last modified on 2010-04-19 02:09:44 Copyright: Default

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