韓国:「強攻」に出る吉桓永KBS社長、報道局人事を断行 | |
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「強攻」に出る吉桓永KBS社長、報道局人事を断行報道本部長イ・セガン・報道局長パク・サンヒョン…吉社長「左派」発言、新労組は「法的検討」 入力:2014-05-1920:52:37 露出:2014.05.2009:30:24
KBSが5月19日午後、新任報道本部長にイ・セガン報道本部解説委員を任命した。 報道局長はパク・サンヒョン報道本部解説委員室長を任命した。 前任のペク・ウンギ報道局長は12日任命された後、わずか一週間ほどで報道局長職を辞任した。 ペク局長は任命一日前の11日、青瓦台関係者との接触疑惑を呼び起こした。 これは吉桓永社長が19日にKBS記者協会総会に参加し、一部の報道機関とインタビューした場で辞任を公式に拒否した直後に行われた最初の人事だ。 KBS記者協会(会長チョ・イルス)がこの日の午後1時から製作拒否に突入し、 これによりメインニュースのニュース9が20分に短縮編成された。 こうした状況で吉社長はイム・チャンゴン報道本部長の辞任とペク・ウンギ報道局長をめぐる議論と持病などで空席状態の報道局首長を任命し、 強硬対応をするという立場を明言したわけだ。 吉社長は一部の報道機関とのインタビューでも「労組が放送を掌握することを防がなければならない」と主張した。 吉桓永KBS社長 特に新任のイ・セガン報道本部長は、李明博政権の時に「親政府指向」で何度も問題になった。 2008年、イ・セガン新任本部長が時事報道チーム長だった時、 ユ・インチョン元文化部長官の放言波紋を時事番組メディアフォーカスから削除しろと指示した疑惑を受けた。 李明博政権就任以後に始まったYTN事態に関しても、当時、取材記者とイ・セガン チーム長の激しい論争の末に放映されたことがある。 キャンドルデモの資料画面として使われた「李明博アウト」のプラカードをイ チーム長の指示で削除したという証言もあった。 こうして廃止されたメディアフォーカスの代わりにメディア批評という番組が新設されたが、イ チーム長は初めて放送された2008年11月21日、直後に役職の辞表を提出した。 当時李明博政権の「プレスフレンドリー」を批評する内容の放送が行われた。 言論掌握の姿を扱った部分について、イ チーム長が 「政権のYTN、KBS、MBCに対する対応を放送掌握とは思わない」、 「政府批判が強すぎる」等の発言をしたと、当時の製作スタッフは主張した。 報道局長に任命されたパク・サンヒョン解説委員室長は、5月8日、 セウォル号の遺族らがキム・シゴン前KBS報道局長の不適切な発言に抗議するためにKBSを訪問した時、 吉桓永社長の代わりに彼らと会った人の一人だ。 KBSのある記者は「あまり角張らないスタイル」と話した。 吉社長がこのように報道局長の任命を強行したが、吉社長への退陣の声はむしろ拡大している。 全国言論労組KBS本部(委員長クォン・オフン)に続き、KBS労働組合(委員長ペク・ヨンギュ)も5月21日から全面ストライキ賛否投票に突入する。 KBS本部も同日、全面ストライキ賛否投票に入る。 吉社長の辞任を迫った報道本部チーム長49人も、結局役職を辞任して製作拒否に参加したという。 これと共に経営職群チーム長35人も役職を辞任したとKBS労組が知らせた。 吉社長がこの日、インタビューで「多くの職種の職員の考えは違う」と主張したが、 経営職群でも反発が溢れているわけだ。 KBS記者協会側の関係者は 「まず明日(19日)一日中製作拒否をする」とし 「明日の午後にまた記者協会非常対策委を開き、今後の計画を議論する予定」と話した。 KBS本部側の関係者は「吉社長が現実離れした認識を見せている」とし 「ニュースも20分しか放送できない状況で、地位にこだわる姿はKBSの将来に危機感を感じさせる」と話した。 一方この日の午後、いくつかの報道機関を集めてインタビューをした吉社長は、 KBS本部に対して「左派労組が放送を掌握しようとしている」という趣旨で話したと伝えられ、問題になっている。 KBS本部側は「最近左派発言で法的紛争があった」とし「法律検討をしている」と話した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
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