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韓国:メディアクトが帰ってきた
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『メディアクト』が帰ってきた

映振委の不公正公募に抵抗し、14日に『サンアム・メディアクト』で再開館

ユン・ジヨン修習記者/ 2010年05月06日12時02分

映振委の不公正な事業主体変更で暫定的に休館していた映像メディアセンター 『メディアクト』が5月14日、『サンアム・メディアクト』として帰ってくる。

「see you soon...」という題名で休館式をしたメディアクトは、5月14日午後 6時30分、上岩洞のメディアクトでメディアクト再開館記念イベントと後援の 夕べを開く。

映画振興委員会(映振委)のメディアセンター事業を委託されて設立、運営して きたメディアクトは、2009年末の再契約の前に映振委がメディアセンター事業 の運営主体を公募制に転換し『市民映像文化機構』に事業者が変更された。

だが1月25日、新事業者に選ばれた『市民映像文化機構』の資格条件と『不公正 公募過程』というメディアクト側の主張で映振委との対立が強まった。

実際、『市民映像文化機構』は映振委の選定からわずか20日後の1月6日に急造 され作られた団体だ。2月25日、メディアクト講義室で開かれた記者会見で、市 民映像機構のチャン・ウォンジェ理事長は「急造されたのではないかというが、 急造されたのはその通りだ。12月に運営者公募をするというので普段交流のある 知人と急いで機構を作った」と明らかにした。

またYTNの報道によれば『市民映像文化機構』は代表的なニューライト系列に分 類される弘益大のキム・ジョングク教授が主導的する団体で、公募過程での公 正性に対する疑惑が広がったことがある。

そのためメディアクトでは映振委の選定結果を認められないと明らかにし、映 振委の拙速公募制転換を批判してきた。5月5日には、『帰れ、メディアクト』 会員が光化門映像メディアセンター前で記者会見を開き「映振委が公的機関と しての役割を果たしていない」と批判した。

メディアクトは2002年5月9日に開館して以来、パブリック・アクセスと独立映 画製作の活性化、装備支援、政策研究などの事業を進め、新しい公共メディア センターのモデルとして位置し、疎外階層のためのメディア教育などメディア 教育も実施してきた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-05-07 18:10:05 / Last modified on 2010-05-07 18:10:07 Copyright: Default

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