韓国:KBS『李承晩特集』再推進 | |
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KBS、二回ひっくり返った『李承晩特集』再推進...『李承晩ホリック?』「ニューライトの理念を広めようとしていると非難される」
ユン・ジヨン記者 2010.12.28 11:57
KBSが『李承晩特集』に強く執着している。8月から『李承晩特集』に固執して きたKBSは、内部の反対にもかかわらず再び特集を強行する意思を示した。 『李承晩特集』は、二回の特集霧散の後、挑戦三回目のKBSの特集番組だ。 KBSは12月24日に改編説明会を開き、2011年8月に「初代大統領・李承晩と第一 共和国(仮題)]を進めると明らかにした。特にこれまで使用者側は[大韓民国 を動かした人々]という大きな範疇の下で李承晩大統領が含まれたと明らかに したが、番組名が[初代大統領李承晩と第1共和国(仮題)]と変わり、使用者側 は直接的に李承晩特集を全面に掲げた。 事実上、KBSが李承晩特集を企画した背景には、キム・インギュ社長があった。 キム・インギュ社長は7月に昼食の席で「李承晩はすごい人で、一度放送で扱っ てもいい」と発言し、これに基づいて番組が企画され始めた。 キム・インギュ社長の発言の後、コンテンツ本部長は歴史チームに、李承晩、 朴正煕、金大中、イ・ビョンチョル、鄭周永など、韓国現代史に大きな影響を 与えた5人を扱う番組を作るよう指示した。だが製作スタッフは選定基準が恣意 的だと反発し、これを受け入れなかった。KBS内部で李承晩特集は一線の製作 スタッフと使用者側との論争になった。 だが一線の製作スタッフと世論の否定的な反応で二回の企画霧散を体験した 『李承晩特集』は、KBS改編説明会で復活する兆しが見える。言論労組KBS本部 (KBS新労組)は27日に声明書を発表してKBSの李承晩特集強行を糾弾した。 まず労組は「使用者側は正常な手続きを無視して製作スタッフを全員交替して まで、李承晩特集を押し通している」と批判した。使用者側が放送文化研究所 を通じ、客観的な調査を経て番組を製作すると説明したが、二度にわたり進め られた調査では、李承晩特集を企画する根拠は全くないという主張だ。実際に 大韓民国を動かした人物への調査では、専門家の間では朴正煕前大統領が1位、 李承晩前大統領が共同2位に集計され、一般人の間では1位が金九臨時政府首席、 そして李承晩前大統領は8位に終わったことが明らかになった。 そのため労組は「正常な企画なら、こうした調査の結果によって企画全体の枠 組みと題名が出され、アイテムが配列され、製作スタッフが構成されただろう」 とし「だが使用者側は歴史歪曲と結論せざるをえない方向に進んでいる」と 非難した。 また労組はKBSのキル・ファニョン本部長が今回の事態に中心にあると主張し、 李承晩特集計画の撤回を要求した。言論労組は「追跡60分の報道本部移管、 天安艦募金放送の強行、G20特集動員などで怨念の声が高いキル・ファニョン 本部長が今回の事態の中心にある点に注目する」とし「公営放送の歴史の 汚点になる試みを今すぐ撤回しろ」と要求した。 KBSの[追跡60分]、4大河川編の不放送議論が冷めないうちに、KBSは『李承晩 特集』でまた物議に上がった。特にKBS新労組は「製作スタッフが血の汗を流し て製作した『追跡60分-4大河川編』は2回も欠放させ、これほど問題がある 『李承晩特集』にそんなに未練を持つ理由は何か」とし「社長の一言で始まった 拙速企画は、ニューライトの理念を広めようとしているという非難を招く」と 警告した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
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