韓国:「私たちの賃金を知らせます」 | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(12/25) ・レイバーネットTV(11/13) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班(11/22) ・ブッククラブ(10/12) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第96回(2024/11/15) ●〔週刊 本の発見〕第368回(2024/11/21) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/11/14) ●川柳「笑い茸」NO.157(2024/9/26) ●フランス発・グローバルニュース第14回(2024/10/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第95回(2024/9/10) ●「美術館めぐり」第4回(2024/10/28) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
より低い低賃金、死角地帯の労働者たち生活賃金運動企画団、「私たちの賃金を知らせます」週間事業開いて
チェ・イニ記者
flyhigh@jinbo.net / 2007年06月19日20時02分
人間らしい人生を享受できる「生活賃金」争奪のために活動してきた 生活賃金運動企画団は、低賃金労働者集中行動週間事業の一環として、 19日の午前11時30分、清渓広場で証言大会を開いた。 この日の証言大会は「労働権死角地帯に置かれた低賃金労働者の現実を語る」 というテーマで、障害者、野宿者、学生、清掃外注労働者などが証言した。 証言大会イベント会場の周辺には最低賃金に関するアンケート調査と宣伝の広場、 無料労働相談ブースなどが設置された。 ▲障害者のチョ・ヒョンギ氏は政府から障害者雇用奨励金を支援を受け取りながら、障害者には最低賃金にも満たない50万ウォンを支給した業者を暴露している。/イ・ジョンウォン記者 障害者雇用奨励-野宿者雇用用意政策、悪徳使用者で有名無実 障害者雇用促進公団の誂え教育形式の一環として、ある業者に就職した障害者 のチョ・ヒョンギ氏は、公団の障害者雇用奨励政策を悪用するこの業者の現実 を暴露した。教育を終えてこの会社の見習い社員として働いたチョ・ヒョンギ 氏は、法定最低賃金にも満たない50万ウォンしか支払われなかったという。事 業主は法定最低賃金の72万5千ウォンを賃金として支給しなければ、政府から 障害者雇用奨励金を受け取れないということを知った後、72万5千ウォンを支 払い、22万5千ウォンを回収するという手口を使った。 チョ・ヒョンギ氏は「いつもそうした形で回収する会社はひどいと判断し、労 働部に請願を提起した末、会社が不当に受け取った奨励金をすべて払い戻した が、それ以後社長は『これ以上雇用するのは難しい』と言って12人全員を解雇 した」と話した。障害者の雇用を奨励する政府の政策を悪用し、低賃金で障害 者を搾取する代表的な事例だ。 野宿者シェルターに居住してソウル市の職探しプログラムに志願して就職した シン・テボク氏は、まったく賃金が支払われなかった。シン・テボク氏は「そ の会社で人間的な差別と蔑視を受けても、紹介してくれた人もいたので自分の 境遇としては、だからといってやめることもできないのだが、とうてい働くこ とはできなかった」と話した。シン・テボク氏は社長との間で日当5万ウォン を約束されたが、一銭も賃金を受け取れなかった。職探しプログラムを斡旋し たソウル市は後続対策もなく「労働部に告発しろ」と言うだけだったという。 ▲「最低賃金が72万ウォンだと知っていますか?」証言大会が開かれた清渓広場周辺を人々が忙しく歩いている。/イ・ジョンウォン記者 最低賃金さえ受け取るのが難しいアルバイト生と清掃外注労働者 高麗大学校02年度入学と明らかにしたある男子学生は、最低賃金に至らない時 給でアルバイトをした。この学生は「軍隊に行って、復学すると登録料が百万 ウォンも上がっていて、とても驚いた」とし「両親や労働者の月給がいつ百万 ウォンも上がったか」と問いかけた。この学生は「とても高くなった登録料で 両親の負担を減らすために週末の夜明けにアルバイトを始めたが、超過勤務、 深夜勤務などの条件に比べて、とても低賃金だった」と述懐した。 今年のはじめにアルバイトをしたのであれば最低賃金の時給3480ウォンを受け 取れるのが当然だが、3100ウォンしか支払われなかったという。彼は「私が最 低賃金を保証されないのは、若くて契約書の書き方も知らず、いつでもクビを 切って新しく雇えるアルバイト生だったため」と話した。 清掃外注労働者である女性連盟のイ・トクスン副委員長も、最低賃金制度を糾 弾した。イ・トクスン副委員長は「最低賃金72万ウォンで果たして家長として 子女を教育し、この社会で人間らしく暮せるか」とし「電気料金、ガス料金、 地下鉄料金、バス料金すべて上がっているのに『凍結』を主張する経済人総連 に『1ヶ月生活費72万ウォンで暮してみろ』と言いたい」と、生活賃金での現 実化を主張した。 証言大会を終えた参加者たちは解雇の威嚇、低賃金、賃金未払い、超過勤労な ど、人間らしい生活を威嚇する四つの要素を捕まえるという意味で、モグラた たきパフォーマンスをした。 生活賃金運動企画団は今日の労働権死角地帯の労働者たちの証言に続き、明日 からはホームエバー・パンハク店の前で女性労働者の現実、汝矣島証券取引所 前で間接雇用労働者の現実、清渓広場で公共部門非正規労働者低賃金の現実な どを相次いで暴露し、週間事業を続ける計画だ。 ▲ネズミを捉えよう!ネズミを捉えよう! 解雇威嚇、低賃金、超過勤労、賃金未払いを捕まえるパフォーマンスで参加者が明るく笑っている。/イ・ジョンウォン記者 ▲イ・ジョンウォン記者 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2007-06-24 05:42:02 / Last modified on 2007-06-24 05:42:04 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |