鄭東泳「10日に韓米FTA阻止全党員総動員令」を提案

民主党が韓米FTA阻止勢力の中心に立つと強調

民主党の鄭東泳(チョン・ドンヨン)最高委員は、11月10日の国会本会議での ハンナラ党による韓米FTA批准同意案強行処理を防ぐために全党員総動員令を出し、 国会を取り囲もうと提案した。鄭東泳議員は、ハンナラ党が国会外交通商統一委員会で 韓米FTAの強行採決に動けば、国民4800人が集まって2.4kmの国会を取り囲もうと 訴えていた。

▲民主党最高委員会［出処:民主党］

チョン・ドンウォン最高委員は11月7日午前の民主党最高委員会で「11月10日が 韓米FTAかっぱらいD-day」とし「この日、民主党が阻止しなければならない。 議員が率先して防ぐだけでなく全党員が国会前に集まらなければならない」とし 「党員総動員令を出し、場外広報戦と共に10日に国会を民主党党員が取り巻き、 ハンナラ党のかっぱらいができないように防ぐことが、民主党が野党圏統合の 中心に立ち、統合政党のアイデンティティを守る近道」と議論を提案した。

鄭東泳議員は「土曜(5日)の晩、大漢門の前で野五党-汎国本が共同主催した FTA阻止キャンドル集会4〜5千人の集会参席者のほとんどが若い人々だった」と し「キャンドルに火が付いていると感じた。『私たちの未来を取り引きするな』 という女子高生が持つプラカードが象徴的だった」と伝えた。

彼は「党の調査によれば、FTA批准反対の世論が上昇している」とし「批准反対 の理由として、二極化深化が35%、ISD(投資家国家訴訟制)条項が27%だ。ISDが 国家主権侵害の毒素条項だというのが48%だ。今、国民は知りつつある。国民が ISDを勉強しているので、勉強が終われば、爆発的に売国か愛国かというFTAの 本質を把握して、FTAへの世論地形が変わる」と強調した。

鄭東泳議員はFTA批准反対の連帯による野党圏統合主体の強化も強調した。鄭 議員は「民主党が野党圏統合を主導する核は、工学的な接近ではなく政策と路線 で接近することで、国民の全幅の支持を受けられる」とし「FTAが乙巳保護条約と いうことに同意する国民が野党圏統合を支持する基盤だ。一番はっきりハンナラ党 との違いが捕えられている局面でFTAを押し通す勢力と、これを阻止する勢力の 中心としての民主党が存在する」と強調した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可（ 仮訳 ）に従います。