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韓国:議員職総辞職・民主労総ゼネストで第2のキャンドル抗争を
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韓米FTA強行採決、来年の総選挙ではなく、今戦わなければならない

[寄稿]議員職総辞職・民主労総全面ストライキで第2のキャンドル抗争を

パク・ジョンギュ(金属労組前非正規局長) 2011.11.23 12:59

米国と韓国の財閥と金持ちのための協定、韓米FTAが強行採決で通過した。 かっぱらいの犯罪をしたハンナラ党は周到綿密で、野党もグルではないかと 言われるほど無茶苦茶だった。

野党の議員がもうすべて終わったと諦念に陥っている時、市民が道に溢れ出し、 『批准無効・ミョンバク退陣』を叫んだ。ツイッターなどのSNSで強行採決の ニュースを聞いた5千人の市民がソウル道路を『占領』し、放水銃に対して戦い、 釜山をはじめ全国の主要都市でも抵抗が始まった。

[出処:11月22日韓米FTA批准案が国会本会議での強行採決に怒る市民が街に出てきた]

来年の総選挙まで待って、落選運動?

民主労働党の李正姫(イ・ジョンヒ)代表は「19代国会で韓米FTAを再交渉する」 とし、汎国民運動本部は「強行採決に賛同した議員を来年の総選挙で全員落選 させる全面的闘争に突入する」という声明を発表した。

李明博政権とハンナラ党を審判するのは当然だ。しかし怒った市民には、来年 4月の総選挙まで待って、民主党を含む野党に投票すれば良いと言っていては いけない。今すぐ批准無効と李明博政権退陣闘争を始めなければならない。

全経連と経済人総連などの資本家団体が、かっぱらい通過直後に歓迎の意向を 明らかにしたのは、韓米FTAが誰のためのものかを端的に見せる。労働者庶民を 苦痛の崖につき落とす韓米FTAを防ぐことが、野党圏連合のためのジェスチャー ではなく、本心なら、全てをかけて戦わなければならない。

2009年7月23日、メディア悪法が通過した直後に民主党チェ・ムンスン議員は 「国民が私に付与してくれた憲政機関としての権能を、国民の皆様に返却しよ うと思う」とし、議員職を辞任して闘争を繰り広げた。

民主労働党の国会議員と趙承洙(チョ・スンス)議員は、国会議員職を辞して、 民主党に国会議員総辞職を要求し、無期限の場外闘争を展開しなければならない。 韓米FTAを阻止できなかった責任を取り、国会議員が率先して拘束覚悟の闘いを しなければならない。韓米FTAを進めた民主党、国民参与党の原罪を問うために 通りに出て戦えと要求しなければならない。

国会議員は辞職して無期限場外闘争で

1996年12月26日の未明、金泳三政権の労働法、安全企画部法かっぱらい通過に 対抗し、当時、民主労総は3か月間のゼネストを展開し、法案を撤回させた。

2006年に非正規職を量産する盧武鉉政権の非正規職悪法に対して、金属を中心 として民主労総は10回ほどの政治ゼネストを繰り広げた。その年の11月30日の 本会議で悪法が通過し、労働者は12月1日に4時間ストライキを行った後、国会 前で激しく戦った。

2007年4月、金属労組は盧武鉉政権の韓米FTA交渉に対して6月末に一週間の ゼネストを決めた。当時の金属労組チョン・ガプドク委員長が反対したが、 代議員はホ・セウク烈士の死を無視できないとし、ストライキを可決させた。

当時、盧武鉉政権と資本は、金属労組のストライキに対して自動車産業に有利 だとし、「転がり込んできた食卓を蹴飛ばすもの」と非難したが、金属労組は 「毒入りの食卓は受けられない」とし、現代車起亜車など12万人がストライキ を成功させた。ストライキの弾圧で、金属労組の約20人の指導部が監獄に行か なければならなかった。

韓米FTAを防ぐための闘争に労働運動は?

2007年6月の金属労組の全面ストライキ以後、2011年11月22日の国会強行採決 まで、4年間、労働運動は韓米FTAを防ぐために組織の力を注がなかった。 韓米FTAを阻止するための民主労総と金属労組次元の残業、特別勤務拒否は、 議論もされず、あたりまえの全幹部の決意大会もなかった。

韓米FTAが強行採決で通過した22日に開かれた金属労組中央執行委員会の案件に は、韓米FTAに関する議論は全くなかった。2012年の事業計画の国際事業に 上がってきている「FTA、WTO対応」という字が全てだった。

「現代、起亜車、鉄道労組などの主要労組でストライキができるか? わけもなく 『嘘っぱちストライキ』を宣言するのはやめよう」。

これまで民主労総の多くの会議で話された言葉だ。もちろんストライキをする のは容易なことでない。しかし今、諦めていてはいけない。すべて終わったから、 労働組合の事業計画でも議論しようと言うのでは、労働運動ではない。

2008年5月2日、清渓川でキャンドルが燃え上がり、6.10の100万キャンドル抗争 に続き、民主労総貨物連帯は米国産牛肉運行拒否を宣言してストライキを行い、 国民の絶対的な支持を集めた。

6月9日、韓進重工業キム・ジンスク指導委員が150日以上、85号クレーンで孤独 な座り込みをしていた時、民主労総と金属労組は無気力だったが、市民と 『遊び人外部勢力』が集まり、1次希望バスを成功させた。

労働者・市民の怒りと情熱は、7月11日に10倍以上の193台の2次希望バス、7月 30日の休暇期間を正面突破した3次希望バスにつながり、結局成果ある合意を 引き出した。

労働者と市民の情熱と躍動性を信じて戦えば、不可能な要求も可能になるとい うことを、われわれは数えきれない程経験してきた。

民主労総は「李明博政権退陣闘争を始める」と発表した。民主労総は緊急会議 を開き、金属労組は24日に予定された中央委員会と12月5日の代議員大会で韓米 FTAを無効化させ、李明博政権を退陣させる闘争計画を用意しなければならない。

韓米FTAは1500万労働者と国民の生命に直結する問題だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-11-23 18:58:32 / Last modified on 2011-11-23 18:58:34 Copyright: Default

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