本文の先頭へ
韓国:民主党、デモ隊による暴行・自作劇の疑いで鍾路署長検察告発
Home 検索

民主党、デモ隊による暴行・自作劇の疑いで鍾路署長検察告発

「自作劇はパク・コンチャン所長の単独決定ではなく上層部の介入」

キム・ヨンウク記者 2011.12.05 18:43

12月5日、民主党韓米FTA無効化闘争委員会の『パク・コンチャン鍾路署長自作 テロ真相調査特別委員会』(委員長イ・ジョンゴル)は警察庁のチョ・ヒョノ長官、 ソウル地方警察庁のイ・カンドク長官、鍾路警察署のパク・コンチャン署長を 業務妨害および職権乱用、虚偽事実に流布による名誉毀損でソウル中央地検に 告発した。

イ・ジョンゴル議員は「鍾路警察署のパク・コンチャン署長は国会議員との 面談の要請もせず、集会をしている群衆の中に出てきて暴行されたと言うが、 自作劇であることが判明している」とし「法院の令状棄却の内容にはパク・ コンチャン署長を暴行した証拠がないという内容があり、署長を護衛していた 警察官と共に出てきた位置や態度から見て、集会に参加した市民がパク署長の 顔に手が届く距離にいなかったと法院は判断した」と説明した。

また「パク・コンチャン署長が市民に暴行され、3週間の傷害の診断を受けたと いうが、当時、その場面を撮っていた市民の動画によれば、むしろ護衛警察が パク・コンチャン署長に手を出した場面もある。市民がやってもいない暴行を 市民がやったといい、調査を始めたこの事件は、自作劇であることが明らかに なった」とし「自作劇の意図と目的を考えれば、パク・コンチャン署長の単独 の決定ではなく、上層部や青瓦台にも続いているというのが大方の意見」だと 主張した。

イ・ジョンゴル議員は「民主党韓米FTA無効化闘争委と野五党対策委は、パク・ コンチャン鍾路署長と警察首脳部を業務妨害、職権乱用、虚偽事実名誉毀損の 罪目で検察に告発し、また合法的な野五党の政党演説会を不法に侵害して妨害 する警察首脳部の告発も付け加える予定」と明らかにした。

無効化闘争委は「警察暴行の情況として言論に流れた写真は暴行があったのか も確認できず、その上、これらの写真はすべて警察関係者が撮った写真である ことが明らかになった」とし「これは暴行自作劇により『韓米FTAに反対する 民心』にクツワをはめようとするもの」と非難した。

また、「警察が政党演説会参加者の権利行使を妨害することは、憲法と法律が 認める集会の自由を妨害し、警察の職務範囲を越える重大な職権乱用」だと 強調した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-12-06 03:26:51 / Last modified on 2011-12-06 03:26:52 Copyright: Default

関連記事キーワード



このフォルダのファイル一覧上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について