本文の先頭へ
韓国:民主党FTA無効化闘争委、協定文廃棄の党論化を推進
Home 検索

鄭東泳、「民主党は広場で戦ってこそ生き返る」

民主党FTA無効化闘争委、総選挙・大統領選挙で協定文廃棄の党論化を推進

キム・ヨンウク記者 2011.11.25 15:46

民主党かっぱらいFTA無効化闘争委員会(委員長鄭東泳(チョン・ドンヨン)最高 委員)が1次会議を開き、委員会の性格を韓米FTA協定文の24条5項による廃棄を 活動目標として明確にした。またこれを民主党の党論として再確認することを 推進することにした。

▲25日民主党最高委員会-拡大幹部会議[出処:民主党]

鄭東泳最高委員は11月25日午前、闘争委員会の発足会議の後、最高委員会-拡大 幹部会議の冒頭発言で、「前の緊急議員総会で政治的・法律的に無効だと宣言 したが、宣言的な意味でなく、具体的に来年4月の総選挙と12月の大統領選挙で かっぱらいFTAを受け入れず、廃棄を宣言して再協議する立場をはっきりさせた」 とし「24.5条委員会で無効化闘争委員会の性格をはっきりさせた。今日の議員 総会で無効化を明確に党論にしよう」と提案した。

続いて「事実上、18代国会が終わったことを民主党が確認する必要がある」と し「本当の国会は議事堂ではなく、広場にある。民主党が死ぬ覚悟をして広場 で立ち上がれば、民主党の血路、活路が開かれる」と強調した。

来年の総選挙と大統領選挙で韓米FTA協定廃棄を公約に掲げることを今から党論 として、場外闘争を始めようということだ。

鄭東泳最高委員はこの日の午後1時30分からの民主党議員総会でも、「キャンド ルの熱気、市民の怒りを見て、民主党の議員とはとても大きな温度差があると 感じる。これをはやく一致させることが私たちの課題」とし「もう政権は変わっ たようなものだ。歴史を見てFTA廃棄闘争に立ち上がれば勝てる」と強調した。

孫鶴圭「政権交替後に批准無効化、再改正でバランスを」

孫鶴圭(ソン・ハッキュ)代表はこの日の議員総会で「確実な意志を持って韓米 FTA無効化のために闘い、今すぐ無効化ができないとしても、この気勢と精神で 政権交替して、今回の批准を無効にし、また改正してバランスを合わせ、庶民 の被害をなくして被害産業を保全する機会に変えていく」と明らかにした。

金振杓(キム・ジンピョ)院内代表も「民主党は、当分、院内活動と国会活動を 中断して、韓米FTAかっぱらい無効闘争委員会を中心として強力な闘争を主導的 に展開すると決めた」とし「26日6時、ソウル広場で李明博ハンナラ党政権審判 国民大会を開くので、多くの議員の積極的な参加をお願いする」と話した。

一方、この日午前7時30分に国会貴賓食堂で行われた民主党闘争委員会の会議に は、23人の議員が参加し、46人の議員が闘争委員として参加することにした。

無効化闘争委員会は、キャンドル集会も民主党が韓米FTA汎国本と共に主導する と決めた。汎国本が主導し、民主党が参加する副次的な主体ではなく、前に立ち、 主導的にこの闘争を来年の4月まで続けていくということだ。

そのために、実質的な闘争基金と新聞広告募金も汎国本と民主党が半分ずつ出 すことに決定した。イ・ジョンゴル、チェ・ギュソン、チョン・ボムグ、アン・ ミンソク、キム・ジェユン、チョン・ビョンホン議員を闘争委員会副委員長団 に構成し、毎日午後7時のキャンドル集会に参加することにした。また、ソウル・ 京畿・仁川の首都圏110の地域委員会を東西南北の4圏域に分け、4日に一回ずつ キャンドル集会に参加する。

委員会は、韓米FTA無効化のための24.5委員会の性格と同時に、国民保護団とし ての役割も併行する。これは24日の夜のキャンドル集会で民主労働党の李正姫 (イ・ジョンヒ)議員とノ・フェチャン前議員などが無差別放水銃散布に対し、 一番前で市民を守るとし、デモ行進の最先頭で集会が終るまで直接警察と対峙 した行動に連帯するということだ。

民主党は24日の汎国民大会に10数人の議員が参加したが、夜のキャンドル集会 には鄭東泳、チョン・ジョンベ議員だけが残った。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-11-25 22:01:45 / Last modified on 2011-11-25 22:01:47 Copyright: Default

関連記事キーワード



このフォルダのファイル一覧上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について